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国内で AM トランスミッターを探してみたけど、どこも販売完了とかで売ってない。

実験用とかの簡単なモノはヤフオクとかで出品されているけど、どうせならやっぱちゃんとしたしたモノが欲しいと思い…

変調度や音声圧縮度の深さを自由にコントロール出来るという所も決め手となり、世界中のネットで評判が高い SSTRAN 社の「AMT3000」という AM トランスミッターを注文した。

購入動機

いろいろ考えたけど、結局 4台も真空管ラジオを持っているけど、受信すべき放送がAFN のみでは選択肢が無さ過ぎる。

それに対してインターネットラジオ番組は膨大なので、それを利用しない手はないと考え、しかしながらネットラジオの出力を単にラジオの外部入力に繋いだのではAM 音質が得られないので、やはりネットラジオを AM トランスミッターで送信して、真空管ラジオで普通に受信するのが良さげ!というのが私の結論だ。

こうすれば 4台の真空管ラジオがめちゃんこ有効活用出来るし。

AMT3000 は組み立てキット

しか販売されてないので、仕方なくそれを購入するしか選択肢は無い。

また、上位バージョンの AMT5000 というのもあるが、値段が倍以上するし、差を調べてみたけど私の場合全く AMT5000 の必要性を感じなかったので、最終的に AMT3000 に決定した。

ちなみに国内で代理輸入して組み立てまで行った完成品を販売している所も1ヶ所あるが、販売価格が本体約3万円 + 電源アダプター料金 + 送料の高額となり、とてもそこから買う気にはなれない。

また、国内に AMT3000 の代理店の様な所は一切無く、ヤフオクにもeBay にも全く出品されていない事も確認した。

よって私は本家「SSTRAN 社」のサイトから購入する事に決め、電源アダプター付きの送料込みで約 15,000円弱だった。

155 x 40 x 120mm という結構小型で、重さも 290g しかない軽量なのだ。

注文する時に注意する点は、送信周波数が 9kHz ステップの AMT3000-9K というタイプを選択する必要がある。10KHz ステップのモノもあるが日本国内では 9kHz ステップを選ぶのが正しい様だ。

性能的には世界的に評判が良く、これさえ買っておけば AM トランスミッターとしては満足出来そうだ。

ハム音について

AM トランスミッターで問題になるのは、電源ハム音だ。

私のラジオ達は完全にハム音が無い状態に仕上げてあるので、トランスミッター側に電源ハム音があってはならない。

AMT3000 の説明を読んでみると、メーカーサイドではこの電源ハム音に対して相当気遣っている記述がある。

付属の AC-AC 電圧変換 AC アダプターに合わせてセッティングされた基板上の ダブル電源レギュレータ IC で綺麗な直流を作って、電源ハムを無しにしてると言う説明で、かなり突っ込んだ対策が行なわれている様だ。

ん〜、マジで説明通りに電源ハム音が無ければいいが…

付属の AC アダプターについて

メーカーの説明を信じるならば、標準付属の AC-AC 電源アダプターが良さげに思え、
変に国産の AC-DC リニア電源アダプターとか使わない方が良いかも知れないと考えて
取り敢えず標準の AC-AC 電源アダプター付きのタイプを注文した。

一応これでやってみて、結果やっぱり電源ハム音が出るようであれば…
後で国産の AC-DC リニア電源アダプターを購入して使おうと思っている。

もしハム音が電源由来のモノで無いならば、入力ケーブルでのグランド電位ループ問題
かもしれないので、その場合は「グランドループアイソレータ」というモノを使ってみる。

メーカーサイトではこの対策に関して細かい説明が行われていて好感が持てる。
なので万一何らかの原因でハム音が出たとしても、これらの対策を順次行って行けば何とか解決出来そうだ。

まとめ

組み立て式で、基盤に沢山の部品をハンダ付けしなくてはならないので面倒だけど、逆に沢山の部品があると言うことは、おそらく高性能なんだろうな… と考えて覚悟を決めました。

到着するのが楽しみです。

じゃ、またね〜♡

10月20日 追伸

注文後 SSTRAN からのメールによるレスポンスは一切無く、SSTRAN サイトのステータスもずっと「Pending」のままで、SSTRAN は大丈夫なのか?と不安な日々が続いたが…

丁度1週間後、SSTRAN から「本日送付した」とのメールが入りサイトのステータスも「Shipped」に変わった。

ふぅ〜、心配してストレス溜まりまくりだったよ…

10月26日 追伸

SSTRAN 発送から 6日後に商品が到着しました。

結局、注文してから約 2週間で到着した事になります。

さ〜て、待ちに待った AMT3000、これから組み立てる事になるので、その様子は別記事にて公開しますね。

では、また〜♡