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お待ちかねの AMトランスミッター、アメリカSSTRAN社のAMT3000が届いたので早速組み立ててみる。

今まで多少なりとも古いラジオのリキャップ作業を経験したので、AMT3000の組み立てなんか簡単だ!っと思っていたけど、所がどっこい組み立てにメチャ時間が掛かって大変だった。

これから数回に分けて、その完成までの一部始終を記事にして行きます。

届いた箱を開けてみたら…

思ったより沢山の部品が綺麗にビニール袋に小分けされていて、とても丁寧に梱包されていた。

ただ…
小さいメーカーのこういう組み立てキットというのは往々にして袋に入っている部品が一部間違っていたりして抵抗が足りない!とか、コンデンサーが間違っている!とかの部品不足でスムースに完成しない気もするので、まだ安心は出来ない。

マニュアルが凄い

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綺麗にビニールでバインドされた少し厚めのマニュアルを開くと…

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当然、全部英語なんだけど… 凄く丁寧に細かく書かれている。

まずはマニュアルにチェックマークを入れながら梱包されている部品のチェックだ。

ん?
しかし…

抵抗やコンデンサーが小さくて、私の老眼メガネではマニュアルに書かれている「色コード」が見えない。
まして私は色弱と来たもんだから余計に色が判らない。

そして如何ともし難いのは…
米粒程の大きさのコンデンサーに書かれている記号だ。
あまりに小さすぎて全く見えない。

こいつは困った!

消去法で抵抗値を洗い出す

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コレです。

バカみたいに抵抗を1本ずつテスターで抵抗値を測り「色コード」と突き合わせながら、確実になったものから分類して行き、消去法で残った抵抗を入念に調べ上げた。

結果、上記の写真の様な面倒な作業を強いられる事となった。

コンデンサーは虫眼鏡で拡大

米粒コンデンサーの記号は虫眼鏡で拡大して調べて行き、やはり消去法で読み取れたモノから分類して行き、一部残ったモノはカンで分類せざろう得なかった。

私が所有しているテスターは 1μF からしか調べられないので、pFレベルは全くアウトオブ眼中なのである。

しかし何とか「きっと正しいだろう」というレベルの分類に成功した。

結果、分類作業で4時間も掛かった

ふぇ〜!

なんと、予想もしなかった作業に4時間も取られ…
この時点で既に疲労困憊状態、もはや集中力が無くなって来た。

しかし結果的に部品の間違いや欠品も無く、SSTRAN社は正確でした。

組み立てる前の決め事

AMT3000 は幾つかのオプション設定があるので、組み立てる前に自分が AMT3000 を使う時の環境を決めておく必要がある。

ここで重要なのは…

  1. トランスミッターは室内で使用し、送信周波数は1000KHz以下で良いか?
  2. 室外遠方へ電波を飛ばす為、自作外部アンテナを使用するか?

という判断をしなければならないのだが、私の場合は室内使用で AMT3000 とラジオは近距離に設置するし、送信周波数も1000KHz以下で構わないので、下記の選択肢を選ぶ事になる。

  1. R18(820Ω)の抵抗は基板に装着する
  2. C23のコンデンサーは820pFを基板に装着する

もし、遠方に電波を飛ばす為自作外部アンテナを使用する場合は…

  1. R18(820Ω)の抵抗は基板に装着しない
  2. C23のコンデンサーは560pFを基板に装着する

という事になり、この場合は送信周波数は1000KHz以下に限定されない。

これは、付属の室内送信用簡易ワイヤーアンテナを使う場合に高インピーダンスとなり、逆に自作外部アンテナを使用する場合に底インピーダンスとなるので、送信回路のインピーダンスマッチングの為の選択肢の様だ。

この辺を見ると、流石に正確な回路設計してあるな〜って関心する。

但し上記の選択肢は例え間違っても、インピーダンスが不整合になるだけで回路が動作しなくなるとか AMT3000 が壊れるとかいう事は無いので、誤って装着してしまった部品をわざわざ取り外さなくても大丈夫と思う。

ただその場合、インピーダンス不整合により送信出力効率が多少落ちるので電波の到達距離が少し短くなってしまうけど、AMT3000 は元々十分な送信出力があるので特に問題は無いと思う。

いよいよ作り始める

気を取り直して早速組み立て作業に突入。

真空管ラジオ修理で使っていた少し太めのコテ先を基板用の細いコテ先に替え、まずはマニュアルに従い抵抗から装着開始。

むむっ!
ラジオのデカイ部品のハンダ付けに比べて、基板に小さな抵抗を付けて行くのは結構難しくハンダの乗りが悪い。
細いコテ先に替えたので、まだハンダ付けのタイミングに慣れていないせいだ。

まっ、しかし、1時間も連続ハンダ付けをしてたら、だんだん慣れて来てペースも上がってきた。

でもここで油断するとハンダ付けに失敗したり、部品の極性を間違えたり取り返しの付かない事になるので、慎重に作業を進める。

まとめ

取り敢えず今の所はハンダ付けの失敗も無く、部品の極性も正しく、着々と部品が装着されて行っています。

英語のマニュアルは全然読めないけど、それでも順調に作業出来てるって事はやっぱこのマニュアルの丁寧さのおかげだと思います。

SSTRAN社、良い仕事してますね〜!

次回は、全部品装着後の様子を記事にしてみます。

では、また〜♡