Siemens 14gと Telefunken 13cmをスタックして鳴らすのも、そろそろ飽きて来た。

この両者はやはり根本的に音質が違うので、単純にスタックして全音域を被せると…

なんかごちゃごちゃして、すっきりしないかなぁ〜って。

Siemensならそれ、Telefunkenならそれ、という具合に根本音質で一本筋を通したい。

先日、Western Electric オイルコンデンサーへの拘りを捨て、ヤフオクで処分して…

代わりに、EROの 2.2μFコンデンサーを手に入れたので…

Telefunken 13cmを完全にツイーターとして使ってみる。

さっそく試聴してみると…

高音のみが Telefunkenの深く柔らかい音質となり…

全体的には Siemensの硬質な音質に支配される。

う〜ん、スッキリして… やっぱこれ良さげです。

まとめ

ステレオアンプのモノラル使いで、Siemensと Telefunken各々の音量を自由に変えられるので…

極端な音量配分にトライしつつ、次第に最適点を見つける事が出来る。

最適点は… 如何にボーカルが生々しい発音で聴こえるか… で求めてみた。

Telefunken 13cmのインピーダンスを 14Ωとして 2.2μFでのカットオフ周波数を計算すると…

6dB/oct -3dBクロスで約 5,000Hzとなる。

Siemens 14gの高域が良過ぎて、下手をするとツイーターは不要とも思われるが…

Telefunken 13cmで上手くバランス取ると… これまた違う世界が垣間見える。

当分これで試聴を続けてみます。

それでは、また〜♡