これだっ!!
1年程前に資金繰りの為に「Rullit励磁 LAB8スピーカー」とセットで…
「松定プレジション PK80M」スイッチング電源も同時に嫁に出してしまい…
現在、手持ちの直流安定化電源が無く、ラジオの整備とかには手作りの電源を使っていたので…
いつかはマトモな直流安定化電源を手に入れたく思っていた。
そんな折、ヤフオクで程度の良さげな「METRONIX 657A 真空管式直流安定化電源」を発見!
コイツは出力段に真空管を使った安定化電源で、以前から私が欲しかった物だ。
出力電圧は最大 350V 0.2Aまで取れるので、真空管式アンプやラジオの整備に打ってつけで…
現在は手持ちが無いが、将来入手するかも知れない励磁式スピーカーの電源としても使える。
特に、出力段が真空管なので、それで励磁スピーカーがどの様に鳴るのか… 興味がそそられる。
多分、トランジスター式出力段より、良い結果が得られるのでは?と期待している。
この個体は結構値段も高かったが…
とても古いレトロな電源なのに、まるで NOSの様な綺麗さで、使い込んだ様な様子も無く…
多分この様に良好な個体は二度と手に入らないと思うので、結果、落札して良かったと思っている。
さあ、問題はこの手の電源に良くある「トランスの唸り」である。
今回、ある程度の「唸り」は覚悟して落札しているのだが…
やはり、初めて電源を入れる時にはドキドキする。
さぁ、思い切って、電源ON!
…
んっ!?
音がしない…
完全に無音だ。
耳を電源のケースに近づけてみるが、全く無音だ。
つまり、コイツのトランスは「唸らない」個体という事だ。
やった〜♡
まぁ、今回は無負荷でのチェックなので、負荷を掛けた場合はどうなるか?
現状では確かめようも無いが…
今度環境がある実家に持って行って確かめようと思う。
まとめ
思ったよりも結構小型で気に入りました。
以前の松定スイッチング電源に比べて、コイツはトランス式のシリーズ電源なので…
ノイズの面でも有利だし、出力段が真空管という事で…
きっと励磁スピーカーの電源としても素晴らしい定電流電源になる事を期待しています。
それでは、また〜♡