昨日からず〜とこの LOEWE OPTA 1953年 20cm アルニコ・フルレンジをご覧の様に裸で転がしてクラシックやらジャズやら英語ニュースなど聴いているけど、いや〜これがまた実に良い感じなのだ。

裸で聴くフルレンジ

皆様ご存知の通りスピーカーを裸で鳴らすと、背面と正面の低音波が打ち消しあってスッカスカの音しか聴こえないのだが、私の様にモノラル派で極端なニアフィールド派の人はヘッドフォンの様な原理によりスピーカー からの直接音を聴く事である程度の低音を感じる事が出来、裸のままでもそれなりに良い音で聴こえてしまうし、まして裸のままで聴くと「抜ける様な透明感」が得られるので、それを体感してしまうと病みつきになってしまうのだ。

それと面白いのは、そのちょっと違和感のある音質も、ある程度連続で聴いていると不思議な事に耳が慣れて来て脳内で低音から高音まで絶妙なバランスに補正してくれるみたいで、いつの間にか気持ち良く聴いている自分に気づく。

しかし、その「ZONE」に入る為には、超ニアフィールドで、尚且つ、小音量で聴く事が不可欠だ。

勿論、素性の良いスピーカーユニットで鳴らす事が必須となる。

つまり、小音量でも反応が良く、音痩せしない事が重要になるのだ。

そして、この LOEWE OPTA 20cm フルレンジはその私の要望を見事に答えてくれて、丸一日私を捉えて離さず、今では裸のままでも何一つ不自然さを感じず気持ち良く低音から高音まで最高の透明感を持って聴かせてくれる。

まとめ

う〜む、コイツは私好みのユニットかも…

裸でこんなだから、シンプルで小型の後面解放箱にいれたら… と思うと期待が弾みます。

では、また〜♡