これだっ!
今までずっと高精度なシグナルジェネレーターを探していたのだが…
大抵それは…
- とにかくデカくて重い(20kgはザラ…)
- 値段がバカ高い
- ヤフオクでは「電源ONのみ確認」というのが多くて怖くて入札出来ない
等々の問題でなかなか実現出来ない問題だった。
しかし、いつまで待ってもラチが開かないので…
比較的小型で軽い(7Kg)HP 8648シリーズを軸に探す事に。
約 1ヶ月待って、やっと、この 8648Cというシリーズ最上位機種を落札した。
多少の傷や凹みはあるのは受け入れて、液晶に数字が表示されている事だけを頼りに…
相変わらず「電源ONのみ確認」という危険度 MAX状態だったけど、思い切って落札!
万一動作しなくても、大抵は返品が効かないので…
比較的値段が高い測定器を落札するのは、マジで賭けみたいなもの。
数日後届いた個体を確認して…
全体に多少の凹みや色ハゲはあるものの、まあまあの状態だと思える個体だ。
神に祈る様な思いで、早速電源 ON!
液晶が点灯し、セルフテストモードに…
セルフテストの結果、特に何の異常も無く、ランニング状態に。
一旦電源を切って、改造や修理が為されて無いか確認する為に…
Agilentの校正シールを剥がして、ケースを開ける。
んっ!
内部はとっても綺麗。
懐中電灯で内部をくまなく見てみる。
ファンの汚れ具合から、この個体はあまり使われていなかった様にも思える。
これが電源部分だけど、全ての電解コンデンサーは膨らみも無く綺麗な状態。
確認の結果、修理や改装は行われていないオリジナル状態である事を確認したので…
軽量化の為に薄いアルミ板で作られているケースを再び取り付けて、再び電源 ON!
全てのボタンやダイヤルが正常に反応する事を確認しつつ…
出力を先日入手済みの tinySAスペクトラムアナライザーで測ってみる。
結果、ほぼ正しい周波数と出力レベルを確認する事が出来た。
また、出力をラジオで受信して、内部変調も正しく掛かる事も確認した。
まとめ
という事で、この個体、未だ安心は出来ないけど、取り敢えずは使えそうだ。
小型軽量のコイツが常用出来れば… 最高なんだけどなぁ〜!
今度、R-390A受信機がある自宅で、本格的に使ってみようと思う。
それでは、また〜♡
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