昨日は DIATONE P-610に関して少し入れ込み過ぎた記事を書いてしまったかも?知れません。

あれから丸一日色々聴きまくったので、今日はもう少し落ち着いた評価をしてみたく思います。

私にとっての 30cm

このデカくて重い ROLAの 30cmユニットや…

Phillipsの 30cmユニットは、私の様な小音量ニアフィールドで使うには絶対的な無理があった。

要するにこれらの大型ユニットは最低でもある程度の音量をブチ込まないとマトモに反応しない。

つまり、小音量からでも繊細な音を聴きたい… という夢は打ち砕かれた訳だ。

30cmともなると、かなりの大音量でも破綻無く鳴らせる様に、コーン紙やエッジ、ダンパー等の全てのパーツが強靭に作られていて、元々小音量から繊細に反応する様には作られていないのだ。

結果、小音量では… 思ったより低音が出ないし、高音なんて絶望的。

外付けツイーターを付けて補えば良いじゃん!って言っても、元々の土台となるユニットの反応が鈍ければ、総合的な良さにはそもそもならない。

私にとっての 25cm

これは Telefunken 25cm 励磁だが…

30cmに比べれば、25cmはかなり反応が良くなり、低音の迫力とともに十分に素晴らしい。

だが私の様なニアフィールド派には深いカーブドコーンから発せられる少し暗めの音質と高音の沈み込みが如何ともし難く、やはり外付けツイーターを付けるも根本的な改善には結び付かなかった。

超!有名な Telefunken L6も試したが…

25cm励磁と同様にやはり私の環境下に於いてはイマイチで…

いつしか眠くなってしまう。

私にとっての 20cm

20cmユニットはそれこそ色々と試聴して来たが…

その中で特に印象が深かったのはこの Phillipsのユニットだった。

全体的に暗めの印象が多いドイツ系ユニットの中で、比較的明るく、反応も良く、まさにボーカルスピーカーと言われるほど中音域のリアリティには驚くものがある。

音楽を聴いている最中、そのリアリティの良さからハッと驚く瞬間が幾度もあった事を覚えている。

最近ではこの Schulz KSP215Kを多用していた時期もあり…

そのバランスの良さから、暫く私のリファレンス機となって活躍してくれたのだが…

しかし、優等生過ぎてつまらなく、次第に飽きて来てしまった。

そして現用として唯一手元に残ったのが、この Rullit励磁20cmユニットだ。

コイツは暗さなど微塵も無く、ドイツ系ユニットを聴いた後でコイツを鳴らすと…

いつも決まって、ハッ!と目を覚ます。

決して能天気な明るさではなく、ドイツ系の繊細で緻密な音で武装された上での明るさを有し、それでいて抜ける様な高音が素晴らしいのだ。

あくまで私個人の素人分析だが…

上の写真を見て判る様に、反応の良さそうな非常に薄い蝶ダンパーを採用して…

また、柔らかく反応が良い「鹿皮エッジ」も採用し…

製作者の Oleg Rullit氏もこのユニットを「for SE Tube Amp」として設計しているので…

どう考えても私の様な小音量派にバッチリはまるユニットとしか思えない。

そして、DIATONE P-610

そして、最近試験的に入手した DIATONE P-610のダンパーは…

ヒダヒダの数が多くメチャクチャ柔らかそうで反応が良さそうなコルゲーションダンパーだ。

そしてエッジも超!柔らかいスポンジエッジか、エクセーヌエッジとなっている。

これって、Rullitと共通点があり過ぎ、小音量から反応が良いユニットになっているのだ。

まぁ、そんな単純な事ばっかじゃ無いと思うけど…

とにかく私の駄耳では… Rullitも P-610も同じ様な印象の音で聴けちゃうのだ。

ただ、私の場合はある意味特異な条件で鳴らしているので、一般的には評価は異なるかも知れない。

  1. リスニングは 3畳程の細長いうなぎの寝所っぽい物置部屋内の机上
  2. 机上の箱庭ニアフィールド環境(耳からスピーカー位置まで 1m)
  3. 45シングルアンプ
  4. 極小音量再生
  5. モノラル再生
  6. 20cm用小型後面解放箱
  7. フレームはバッフルに固定せず、マグネット支持式

なんて、実は… 超!ボンビー臭い環境で試聴してたりなんかして。

とにかく驚くのは、Rullit励磁 20cmと似た様な低音再生だった。

Rullitの低音再生は一般的なドイツ系ユニットの様な迫力ある劇場型低音と異なり、どこまでも低い重低音を再生しようとする愚直な姿だが、P-610もそれに似た感覚があり、16cmとは到底思えない重低音が鳴り響く。

同様に Rullitの最高に素晴らしい所は中高音にもあり…

決してうるさく無くキラキラと煌めく高音や、目の前で歌手が歌っている様な透明感溢れる中音域。

それがまんま P-610でも当て嵌まるのだ。

驚く事に、Pillips20cmと同様に楽曲の途中で何度も「ビックリ」する現象も体験している。

まとめ

私は Rullitだけを所有して大事に使って行こうと心に決め、他のユニットは全て処分したのだが…

(持っていてもどうせ聴かないから…)

今回の事件で、この DIATONE P-610も所有する事に決めた。

万一 Rullitが壊れても、この P-610があれば十分に代用出来るから。

まぁ、一歩譲ってですけど…

はい、以上…

全て私くし個人の独断と偏見の感想で御座いますので…

「ポンコツ耳の嘘つき〜!」なんて怒らないでね。

それでは、また〜♡

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