これだっ!

正にアルテックグリーン。

フェライトに変わってからの最初期バージョンで、なんと NOSデッドストックっぽい。

最後のフルレンジ収集になるか?

前回入手した Wharfedaleでほぼ欲しいスピーカーの収集は終わったかな?と感じたので、そろそろ収集は終わりにしようかと思っていたのだが、ヤフオクでこの ALTEC 403Aを見た時に目が釘付けに。

  1. フェライトがペイントされているので初期バージョン
  2. コルゲーションの無いカーブドコーン紙が初期バージョン
  3. センターキャップが凹んでいるので私の欲しいバージョン
  4. エッジのビスコロイドがベトベトしてない
  5. バッフル取り付け穴にキズが無く NOSデッドストックの可能性あり

等々、欲しい要素が幾つもあり、私は既に UTHA製の 403Aをもっているにも関わらず、特に丈夫で耐久性がある様に作られたという ALTEC 403Aがどうしても欲しくなってしまったのだ。

ALTEC 403A

ご覧の様にコーン紙もエッジも完璧な状態で、実にいい表情をしている。

ダンパー周りも綺麗な状態だ。

鳴らしてみる

早速鳴らしてみる。

まずは小音量で音楽でも…

ふむふむ… ちゃんと鳴っている。

次に、ドキドキものの周波数テストトーンを鳴らしてみる。

おおっ! 2つとも低音からノイズ無く綺麗に鳴ってくれるではないか。

ボイスコイルタッチも無い事が確認された。

裸で転がして鳴らしているので正確な事は判らないけど、よく言われるこの ALTECの乾いたトーン、正にジャズのボーカルの為にある!と言っても過言じゃない位に思わず聴き惚れてしまった。

それにしてもこの鮮明で抜ける様な明るいハイトーン、ツイーター無しでここまでとは。

まとめ

さあ、これで本当にもうスピーカーの収集は止める事が出来そうに思います。

諸先輩方のご指導のおかげで、私レベルにおいてはもう十分過ぎる程の素晴らしいスピーカー達を集める事が出来ました。

アンプだって、私にとっては夢の様なウェスタンのアンプを手に入れる事が出来ました。

集めたスピーカー達の幾つかは順次専用の後面解放箱を製作中です。

箱が多過ぎても私の狭い部屋に置ききれないので、ユニット取り付け穴の寸法が同じものは同一の箱を共有して使う事として箱の数を節約しています。

後は本来の音楽など聴きつつ、システムを多少アジャストしながら楽しんで行きたいと思います。

と、一応は言ったものの…

それでは、また〜♡