3日間 Schulz KSP-215Kを聴き続けて、今日から Rullit励磁に戻ってみた。

駄耳の私に違いが判ったのか?

はい、ハッキリと明確に違いが判る様になりました。

まず、Rullit励磁は…

  1. 英語ニュースのナレーションがキチンと人間の声に聴こえる
  2. つまり、高音再生が優れている訳で…
  3. あらゆる音楽がツイーター無しでもキラキラと輝いて聴こえる
  4. 特にボーカルの声はフィリップス以上にリアルに再生される
  5. 中高音に癖が無く、高音はどこまでも伸びて行く印象

てな感じで、ボーカルなどは目の前に歌手が居て唇の動きが判る様な印象。

癖が無いのでいつの間にかスピーカーの存在が消えてしまう錯覚さえ覚える程。

一方、Schulz KSP-215Kの方は…

  1. 英語ニュースのナレーションを聴くと、どこと無く発音が聴きづらい所がある
  2. つまり、どことなく高音再生の刺激音が丸められる感じがある
  3. 十分な高音再生能力を有しているが、Rullitの後に聴くと甘さを感じる
  4. なのでボーカルなどは角が取れて聴き易く、しっとりとした感じに
  5. リアルな音というよりは、ドイツ正統派の端正な音で味わい深い

しかし、これらの感想はあくまで相対的なものなので… 感想は真逆という事もあり得る。

Rullitのファーストインプレッションにも書いたが、Rullitは切れ味鋭い妖刀「村正」、車で言えば「フェラーリ」、聴き方によっては高音が強過ぎるとも言えなく無い訳で…

つまり、Schulz KSP-215Kの音が標準的で Rullitの方が異端児と言えるかも知れない。

まとめ

今回の 2つのユニットの聴き比べには勝敗が無い。

結局、各々ユニットが持つ「個性」なので、私にはどちらも必要。

例えば… クラシックには Rullit、ビリーホリディには Schulzとか。

ただ、私としては、全てをリアルに表現する Rullit励磁を私の基本リファレンスユニットと位置付けて、今後入手するであろう種々のユニットとの比較のベースにして行きたいと思っています。

久しぶりに Rullit励磁聴いたけど… やっぱいつの間にかスピーカーの存在が消えます!

それでは、また〜♡

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