3日間 Schulz KSP-215Kを聴き続けて、今日から Rullit励磁に戻ってみた。
駄耳の私に違いが判ったのか?
はい、ハッキリと明確に違いが判る様になりました。
まず、Rullit励磁は…
- 英語ニュースのナレーションがキチンと人間の声に聴こえる
- つまり、高音再生が優れている訳で…
- あらゆる音楽がツイーター無しでもキラキラと輝いて聴こえる
- 特にボーカルの声はフィリップス以上にリアルに再生される
- 中高音に癖が無く、高音はどこまでも伸びて行く印象
てな感じで、ボーカルなどは目の前に歌手が居て唇の動きが判る様な印象。
癖が無いのでいつの間にかスピーカーの存在が消えてしまう錯覚さえ覚える程。
一方、Schulz KSP-215Kの方は…
- 英語ニュースのナレーションを聴くと、どこと無く発音が聴きづらい所がある
- つまり、どことなく高音再生の刺激音が丸められる感じがある
- 十分な高音再生能力を有しているが、Rullitの後に聴くと甘さを感じる
- なのでボーカルなどは角が取れて聴き易く、しっとりとした感じに
- リアルな音というよりは、ドイツ正統派の端正な音で味わい深い
しかし、これらの感想はあくまで相対的なものなので… 感想は真逆という事もあり得る。
Rullitのファーストインプレッションにも書いたが、Rullitは切れ味鋭い妖刀「村正」、車で言えば「フェラーリ」、聴き方によっては高音が強過ぎるとも言えなく無い訳で…
つまり、Schulz KSP-215Kの音が標準的で Rullitの方が異端児と言えるかも知れない。
まとめ
今回の 2つのユニットの聴き比べには勝敗が無い。
結局、各々ユニットが持つ「個性」なので、私にはどちらも必要。
例えば… クラシックには Rullit、ビリーホリディには Schulzとか。
ただ、私としては、全てをリアルに表現する Rullit励磁を私の基本リファレンスユニットと位置付けて、今後入手するであろう種々のユニットとの比較のベースにして行きたいと思っています。
久しぶりに Rullit励磁聴いたけど… やっぱいつの間にかスピーカーの存在が消えます!
それでは、また〜♡
- 投稿タグ
- スピーカー
こんにちは。
もう、後戻りは出来なくなりましたね。励磁とパーマネントを比べるとなると、パーマネントは、手漕ぎの船、もしくは、自転車であり、励磁は、モーターボート、あるいは、オートバイ位の違いはあると思いますよ。
電源と、アンプなどが違って来れば、もっと、違いが出てくると思います。
決定的な違いは、低音の出方と、リアル感ですね。
励磁であれば、転がしておいても、キッチリとした音は出てきますが、パーマネントになれば、箱に入れて、低域を稼がなければある程度満足する音が出ないと思います。
それと、パーマネントは、前に出る、動きだけで、戻る事は出来ないので、音がかぶってしまいます。
励磁は、きっちりと、制御できる為、ボケた音にはならないです。
これを聴いてしまうと、後戻りは出来ませんね。
まあ、パーマネントも、持っているので、たまには、聴いても良いな〜と言う程度になってしまうと思いますけど。
メインは、励磁になると思いますが、人それぞれで、中には、励磁の音が嫌いで、パーマネントが良いと言う御仁もいらっしやいますが、それはそれで、良いと思いますよ、絶対これでなければいけないと言う事はありませんので。
しかし、昔は、励磁しかなかったのですが、知ってしまえば悩みますね。
それでは、良いお年を。
こんばんは!
なるほど〜、凄く分かり易い例えですね!
勉強になります。
確かに Rullit励磁はきっちりとメリハリの効いた音がします。
今年は色々とご指導有難うございました。
来年も懲りずによろしくお願いしま〜す。
nagi様こそ、良いお年をお迎えください。
でわ〜♡
廃人様
恭賀新嬉 今年もよろしくお願いします。毎日ブログ愉しませていただいています。
励磁スピーカー、いろいろ迷ったのですが、今回は落札しないで申し訳ありません。名残惜しいですね。
年末から年始にかけて機材の将来像を考えて、少し待ちかと思ったもので。
年末はパラヴィティーニ氏が逝去されました。彼の音に惹かれてEAR912と861を使っているので本当に残念です。
舌も乾かぬうちですが、昨日、SABAのグリーンコーンのフルレンジを落札しました。ツィータとの相性が余りにも良いので、フルレンジを2個使いにしたいと思ったもので。若し可能でしたら、廃人さんがお使いのz785jpさん制作のミニホーン付き後面開放エンクロージャの価格など教えていただけないしょうか?とても気に入っております。
ブログ愉しみにしています。頑張ってくださいね。
新年明けましておめでとう御座います。
此方こそ本年も宜しくお願い致します。
年末にパラヴィティーニ氏が逝去されたとの事、知りませんでした…
歴史的にも素晴らしいご活躍をされた方でしたので残念です。
SABAのグリーンコーン、良いですね!
私も以前使っていて、正にドイツ系ユニットを代表する音がしました。
私が使っている z785jpさんのミニホーン付き後面開放箱の件ですが…
内部のマグネットを支える構造無しの箱のみなら、使用する木の材質にもよりますが20cm用でペアで5万円位だと思います。
マグネット支え構造を含めると一個+5千円位ですので、ペアで1万円増し位です。
ただ… 現在 z785jpさんは受注活動を停止中だったかと思いますが、まずは問い合わせてみて下さい。
今年も頑張りますので、またコメントお待ちしています。
でわ〜♡
廃人様
早速の返答恐れ入ります。よく分かりました。検討させていただきます。
パラヴィチーニさんは12月17日の早朝 75歳で福岡で逝去されました。まだまだ若いですよね。
また連絡させていただきます。