今日は私の独断と偏見な音楽の聴き方をご紹介します。

オーディオマニアの方から「風上にも置けないやつ!」と叱られそうですが…

私の音楽の聴き方

私は CDやテープ、レコード、デジタル音源等は一切持ってないです。

何故って?

どうも私はそういう固定された音楽を繰り返し聴くのが苦手です。

「歴史的名盤」とか言われると昔は買ったりしてましたが、何回か聴くともう飽きちゃったり…

いつも決まった好みの CDしか聴かず、新しい音楽的発見が見出せなくなってたり…

なので、私は Macとかの Musicラジオでジャズやクラシックやロックとかランダムに聴きます。

次の曲が何か?予測出来ない方が、私的にワクワクして良いのです。

つまり、BGM的な聴き方って事ですかね…

結局私の聴き方はその程度なので、クラシックなどは内容の詳しい事を何も知らないで聴いてたり…

そんな… バチ当たりな私です。

よって私の音源は全て Macから始まるので、DACが必須となります。

以前は Bluetooth-DACも使っていましたが、専用の USB-DACには敵わないので止めました。

そして、DACからの出力はこの管球式プリアンプに入ります。

よって… デジタル処理は Mac〜DAC出口までで、以降は全て真空管アナログ処理となります。

以前はアッテネーターを使っていた時もありましたが、インピーダンスマッチング等の問題がありボリュームの回転角度によってはノイズが乗り易くなるので、これももうヤメました。

私の音楽の聴き方は BGM的な何かをしながらの「ながら聴き」なので、音楽が私の作業の邪魔をしない様に「極小音量」で鳴らす必要があり常にボリュームを細かく調整する為プリアンプは私の Macの直ぐ左側に配置する必要があります。

そして私はステレオで音楽を聴くのも苦手です。

センターにじっと自分の体を置いて身動きせず聴き続けるなんて… 私には耐えられません!

「ながら聴き」なので… センターを意識しなくて済むモノラルが一番リラックスして聴けるんです。

まっ、ラジオ的な聴き方っていう事ですかね。

音楽をそんな聴き方するんなら、これほどオーディオシステムにお金掛ける必要無いだろう!

って言われそうですが… それが違うんですよね〜!

私の少ない経験からは… 超ニアフィールド・モノラル極小音量再生だからこそ、それなりに良いオーディオシステムが必要かと思うのです。

そして私は、極小音量再生用アンプとして 2A3シングルアンプを選びました。

小音量でも「極」が付く程のレベルでは、この A級三極管シングルアンプが実力を発揮してくれます。

そして… 極小音量からでも反応が良く、効率も高いスピーカーと言えば、やっぱドイツ系です。

私は今までそれなりの数のドイツ系ユニットを試して来ましたが、どれも個性ある味わい深い素晴らしい音を出してくれました。

そして… 最終的に私はこの Rullit 20cm 励磁ユニットに辿り着きました。

今まで個性あるドイツ系ユニットを取っ替え引っ替え聴き比べていた自分が、この Rullit励磁を聴いたとたんもう他のユニットと聴き比べの必要が無いと思える程の衝撃を受け、以来今ではコイツばっかり鳴らしています。

低音がどうとか、中音のボーカルが良いとか、高音が綺麗とか… もうそういう次元では無く、点音源から発せられる低音から高音までの自然な繋がりが聴き込んでいるといつの間にかスピーカーの存在を忘れてしまう程なのです。

人によっては低音が弱いという人がいるかも知れませんが、私の様に低音に重点を置かず、その分のエネルギーを中高音に充実させた方が好きな人には堪らないバランスなのです。

ボーカルスピーカーと言われるフィリップス系のユニットも幾つか聴いて来て素晴らしいのですが、この Rullit励磁もそれに負けず劣らずの素晴らしいボーカルを聴かせてくれ、特に極小音量でのボーカルの表現には「ながら聴き」と言いつつ思わず手を止めて聞き入ってしまう程なんです。

「オーディオは全体バランスだっ!」と言う方がいて、一部機材の性能を良くしてもダメだし、一部の機材がダメだと全部がダメになる…私も正にその通りだと実感しており、やっとこさまとめ上がった現在のシステム構成が私レベルの人間には最高のバランスになったのではないかと思います。

てか、BGM的、極小音量、モノラル再生にこれだけのシステム構成は贅沢過ぎる位なのかも。

まとめ

な〜んて記事書いちゃうと、なんか私のオーディオ探究の旅も終わり?って感じになっちゃうけど…

そういうつもりは全然無いんですけどね。

今日は私のオーディオに対する正体を書いてしまったので「お前ってこの程度だったの?」って冷たい視線を浴びるのかも知れません。

甘んじて受けます。

それでは、また〜♡

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