昨日…

後面開放箱に入れるより、裸でスピーカーを聴く方が良いかも…

な〜んて、有り得ない様な話を持ち出した私だったので…

それが本当か?確かめる為に…

今日は朝一番で、Rullit AERO8を裸で鳴らしてみた。

うおっ!!

かなり音量は絞ってある筈なのだが… 突き刺す様な高音で思わず目が点になった。

こっ、こんな偏った音の何処が良いのか!?

やっぱ、昨日の私の評価は間違っていたのだ!

と、一瞬にして思わざる得ない状況に立たされたが…

ものの数十秒も過ぎると、耳と脳がそれを受け入れて…

この純粋な音に心を奪われている自分に気づく。

そして、何と無く判った。

やっぱ、この聴き方はゆったりと良い音で音楽を聴く様な対峙の仕方ではなく…

どっちかって言うと、異端な聴き方って言うか…

耳が慣れていない時の聴き始めは、メチャ違和感を感じるが…

それを乗り越えると、至福の世界が待っているとか… ドラッガーみたいな(笑;

  1. 比較的大音量で、ガッツリと積極的に音楽のディティールに入って行く
  2. 比較的小音量で、風の様なBGMで音楽を表面的に聴き流す

と、相反した聴き方が高次元で実現出来る気がする。

要するに裸ユニットは、ほぼ 20cm級のヘッドフォンみたいなもので…

50cm以内いや出来れば 30cm以内のニアフィールドリスニングでのみ成り立つ環境で…

いろんな楽器やボーカルのディティールがよ〜く聴き取れる気がするのだ。

抑圧が無く純度が高い音なので、ゾクゾクして眠くならない… と言う事なのだと思う。

まとめ

う〜ん、なんかこうなっちゃうと…

益々、ユニットを箱に入れて聴く気が無くなりますが…

しかし、やがてまた箱入りの音が欲しくなる時もあると思うので…

箱は売らずに持っておこうと思います。

また、音とは全然関係無い話になっちゃいますが…

私の様にビンテージスピーカーを何時も取っ替え引っ換え鳴らす人にとっては…

実はユニットを箱に出し入れするって結構面倒くさいし…

何より、作業中の事故でコーン紙を破ってしまったりする可能性もあるので…

こんな風にユニットをゴロンと裸で転がして鳴らすのは、設置も簡単だし…

事故も少なく、ユニット保護の意味でも重要なんです。

また、ニアフィールドの小音量で音楽を楽しめるので、近所迷惑にならないという点と…

ツイーターが全く要らないと言うのも、いいですね。

現時点では、FC8励磁より高音がきつい AERO8を裸で鳴らしてエージングしつつ…

私の耳もエージングしていて、だいぶ良い感じになって来ています。

次回も、この話を続けます。

それでは、また〜♡