今日から環境がある実家です。
まずはご覧の様に、Rullit AERO8を裸で鳴らしてみる事に。
予想通り、20cmフルレンジがまるでツイーターの様に煌びやかに鳴り響く。
正に今、ビバルディの四季なんか流れていて…
突き抜ける様な高音なのに、耳に優しく、決してうるさく無く…
重低音の振動が机の板からビリビリ伝わって来る。
こんな鳴らし方じゃ、決してマトモな音とは言えないんだろうと思うけど…
でも、私は好きですね〜、こういう音。
ん〜しかし… 何という自然な、風の様な音なんだろう。
この音は裸のユニットでしか聴く事が出来ない、そのユニットの素の音なのだ。
私は今までにこうやって裸の状態で沢山のドイツ製ユニットを聴いて来たが…
古い多くのドイツ製ビンテージユニットが表情豊かなのに対して…
この AERO8は表情が無い様にも思える。
それは悪い意味では無く、大袈裟に言うと次元が違う奥深さを持っているとも言える。
つまり、テレフンケンの様な暗さも無く、シーメンスの様な硬質でも無く…
そんな偏った個性は全て包み込んでしまって、羊の皮を被った狼の如く…
何事も無かったかの様に平然と鳴っている。
つまり、スピーカーの存在が消える!という表現が丁度当て嵌まり…
正に、ソースの音源をそのまま素直に鳴らしてくれている様な… そんな感じがする。
特にクラシックの音が美しく… 小音量で長時間聴いていても全く眠くならない!
極小音量からの反応が全域で恐ろしく良くてリアル…
Rullit氏が「小音量シングルエンドアンプ向け」としてリリースした意味が此処にある。
まとめ
裸の状態で鳴らし初めて、かれこれだいぶ時間が経っているけど…
全く違和感が無く、このままずっと箱無しで鳴らし続けても全然 OK!
もう少しこのまま、じっくりと聴き込んでから…
次に Rullit AERO FC8 励磁に切り替えて、そちらも裸で鳴らしてみようと思います。
次のレポートをお楽しみに…
それでは、また〜♡
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