次いで、Lowtherフレームを使った、Rullitワンオフの AERO FC8 励磁を裸で鳴らしてみた。

フレームは Lowtherだが、その他のパーツは全て Rullitオリジナルなので…

音は Lowtherではなく、完全に Rullitの音になる。

ちなみに、ダンパーも Rullitオリジナルのフェノリックダンパーとなっている。

本来の励磁電圧は 230V〜300Vの高電圧を掛ける古典的な設計なのだが…

今の所は「慣らし運転」と言う事で 180V位でドライブしている。

また、現在ランプの所が「定電圧駆動」になっているが、通常は「定電流駆動」だ。

さて、裸の状態で鳴らして、音を AERO8と比べてみると…

ユニットを裸で鳴らした時に生じる、低音打ち消しにる低音の音量低下をあまり感じない。

大袈裟に言うと、殆ど箱に入れて鳴らしているのと変わらないのではないか?という位。

重低音も良く出ていて、裸でこれ程の音が出ると言うのは、想像以上。

音質は言うに及ばず、正に Rullitの音で、AERO8よりも音に艶や Groove感を感じる。

つまりこんな素っ裸の状態でも、しっかりジャズが聴けて、ボーカルも艶っぽい。

まとめ

AERO8と比べてしまうのは、AERO8が可哀想過ぎるが、やはり…

励磁は格が一枚上、というのは仕方が無いのだろうと思う。

Rullit氏が言うには…

  1. フェライトマグネットは水道水
  2. アルニコマグネットはスーパーで買える山水
  3. 励磁マグネットは山麓から直接取水した山水

の味わいだと言う。

しかし、今日の 2つのレポートはあくまでも裸で鳴らした場合…

後面開放箱に入れて鳴らした場合、果たしてどうなりますか?

次回、お楽しみに!

それでは、また〜♡