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こっ、これだっ!

真空管ラジオに拘り続けていた私が、あろうことか真空管を一本も使っていない「JRC日本無線 NRD-515」通信型受信機を入手してしまった。

私はレトロラジオを集める時に「机の上に置ける数だけ」と自分で決めているので、こいつを入手する為に大事にしていた「Simonetta」をお嫁に出さねばならなかったのが心残りだ。

かなり悩んだけど、今回のヤフオクがこの機会を逃すと二度と訪れないタイミングに思えたので強行突破したのであった。

何故今更通信型受信機?

諸悪の根源は「LOEWE OPTA」ラジオにある。

こいつの短波受信能力が高い為に私は何時の間にか BCLの真似事なんかしていた。

特にアマチュア無線をやる訳でも傍受する訳でもなく単に外国の短波放送を偶に聴いてみたいだけなので、特に通信型受信機レベルの高選択度は必要無いのだけど、ネットで色々調べているうちに機械好きの私としてはだんだん高性能な通信型受信機が欲しくなって来てしまったのだ。

また、レトロな真空管ラジオを弄る基準として、感度や選択度等でそれなりに高性能な受信機を比較の為に持っていたいという気持ちもあった。

何故 JRC日本無線 NRD-515 にしたか?

有名処メーカーの人気がある通信型受信機を昔のモノから現代のモノまで全て調べ上げた結果、デザインと性能と、昔から私の憧れのマトだった「JRC日本無線」というブランドと、今の私にヤフオクでギリギリ買える金額も考慮に入れてコレに決めた。

TRIOでも、YAESUでも、ICOMでも無く、敢えて JRCの NRD-515 に拘った。

1980年の発売当時は 258,000円もする超!高額受信機で、とても私などには手の届かない夢のまた夢のマシンだ。

数日後、NRD-515が届いた

初めての JRCマシンにドキドキする気持ちを抑えて箱を開け「NRD-515」を取り出してみる。

まずは軽くお掃除。

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元々けっこう綺麗な外観だ。

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表示パネルはキズも無く透明感がある。

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まるで新品の様な表示パネル。

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裏面はキズも無く良好。

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底面は多少のキズがあるものの良好な状態で、ゴム足もまだ大丈夫。

「Grundig 16cm楕円」スピーカーを繋いでみた

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ふぅ〜、全体的に上手くワックスで磨き上げる事が出来とても良い感じに仕上がった。

NRD515はスピーカーを内蔵していないので、温存してあった Grundigスピーカーを外部スピーカーとして使ってみた。

16cm楕円のドイツ Grundigスピーカーを内蔵した木製スピーカーボックスを使えば「NRD-515」本来の音で鳴るはずだ。

まとめ

36年前のマシンとしての外観は結構良い感じだし、一通りの機能は正常に動作している様に思う。

当分これで遊んでみようかなっ!

それじゃ、また〜♡