これだっ!

今日、ついに「LOEWE OPTA」真空管ラジオのオリジナルスピーカーを「グルンディッヒ楕円スピーカー」に交換した。

オリジナルはコーン紙が虫食い状態

「LOEWE OPTA」オリジナルのスピーカーはご覧の様に修正が困難な程に虫食いが酷い状態だ。

新しいスピーカーをヤフオクで結構長い間探し続けたが、これが出品される事は無かった。

また、手持ちのスピーカーはドイツ「グルンディッヒ楕円スピーカー」で大きさ等は丁度良いのだが、形状が異なりネジ穴寸法が合わないので取り付ける事は不可能だった。

皿ネジとアルミ板で簡単なブラケットでも作って強引に取り付けようか?ともずっと考えていたのだけど、昨夜ふと名案がひらめいた。

錫メッキ線で固定

名案とは、ご覧の通り太い配線用錫メッキ線を使って固定してしまうアイディアだ。

錫メッキ線は強靭だし多少太くても適度に柔らかく柔軟性があるので、スピーカー本体の取り付け穴や、取り付けボードのネジに、メッキ線の接触面が良い感じに馴染んでくれる。

これなら超簡単だし、ケースキャビネットやスピーカーを改造したりキズ付けたりせずに簡単に取り付けられ、将来オリジナルに戻す時にも簡単に戻せる。

実際に取り付けて見たら、サイズもドンピシャで、かなりしっかりと取り付ける事が出来て、スピーカーがグラ付く事も無く、見た目にも綺麗な仕上がりとなった。

うむっ、細かな仕上げに拘る私でも、この仕上がりなら大満足だ。

まとめ

写真で一見すると錆びサビで汚いマシンに見えるでしょうが、実はこれ各所ワックスで磨き上げられていてチリ一つ無い位に綺麗になっているんですよ。この錆びサビのシャーシ部品と「グルンディッヒ楕円スピーカー」の色落ちしたヤレた感じが最高にマッチングしていて渋すぎます。

お気に入りの「LOEWE OPTA」真空管ラジオで唯一気になっていた虫食いコーン紙スピーカーを、この度「グルンディッヒ楕円スピーカー」に交換した事によって、こいつは完璧なラジオになりました。

「LOEWE OPTA」オリジナルスピーカーじゃなくても、ドイツ名門「グルンディッヒ楕円スピーカー」ならコイツも喜んでくれていると思います。

余っていた「グルンディッヒ楕円スピーカー」の片ワレが有効活用出来て言う事無しです。

じゃ、またね〜♡