ここ数日ヤフオクで落札した通信型受信機「JRC NRD-515」を弄っていたが、どうも私は BCLとかじゃなくて昔の真空管ラジオを弄っている方が楽しいと思ったので「NRD-515」はヤフオクで大損こきながら嫁に出して、「LOEWE-OPTA」で遊んでみる事にした。
受信周波数を周波数カウンタで表示してみる
「LOEWE-OPTA」の局発信号周波数を「タケダ理研 TR-5142」周波数カウンタで表示してみる。
ラジオの回路をいじる事も、半田付けをする必要も、部品も一切必要無く、掲載写真の様に数cmのリード線を局発出力回路に数ターン絡ませその片方を周波数カウンタのプローブに繋ぐだけでラジオの受信周波数を表示する事が出来ちゃうのだ。
本当は計測元の局発周波数に影響を与えない様にする為、FETとかでバッファをかませて周波数カウンターに入力する方が良いらしいが、今回は単なる遊びなのでバッファ無しでやってみた。
周波数カウンタのプローブを直接局発出力に接続するのではなく、この様に数pFの疎結合にて局発信号を取り出すのがミソだ。
NHK第一 594KHzにダイヤルを合わせて周波数カウンタの値を見ると 1067KHzの表示が。
「LOEWE-OPTA」における中波での中間周波数は 473KHzだから、局発の周波数は 594 + 473 = 1067KHzとなる訳だ。
なるほど、なるほど…
少し使って見ると、特に中間周波数オフセット可能なカウンターの必要性も感じず、これでも十分に便利だと思う。
まとめ
上記実験の様な疎結合では周波数カウンターによる局発周波数の引っ張り現象も無さそうで、トラッキングや感度も変化しなかったので、このまま周波数カウンタを常設しても問題ない様に思われた。
周波数カウンタのゲートタイムが 0.1秒ならラジオのダイヤルを回してもそれ程違和感なくカウンタが追従して来るので、雰囲気作りにはとても面白い。
当面このまま常設してみます。
じゃ、またね〜♡
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