あれから 1週間程エージングを兼ねて「コンサートン RM-5」を昼間の間だけ連続点火してるけど、とても安定して絶好調です。
12A + マグネチックスピーカー
いいですね〜、他のラジオと聞き比べたりなんかしてますが、スピーカーが 19.5cmと大きい事もあるのか、音質が悪いと言われるマグネチックスピーカーでもダイナミックスピーカーに遜色なく良い音を出してくれてます。
特に私は CBSニュースとか音声メインの番組も多く聴くので、音声の明瞭度があるマグネチックスピーカーの音質はとても聴き易いんです。かといってクラシックの様な音楽も気負わず聴く事が出来て特にバイオリンなんか素晴らしい音色で聞こえたりなんかしています。
なので今は「コンサートン RM-5」の方を聴いている事が多く、12A + マグネチックスピーカーの音はマジで心癒される音質だったりします。
残った微小なハム音の問題
前回の「UX-12A」直流点火改造の記事で、それでも残った微小なハム音の事を書きましたが「コンサートン RM-5」を使い込んで判って来た事があります。
- 電源ON後の数分間は微小なハム音が発生するが、その後ハム音は消える
- 家の電灯線電圧が若干低下した時、音声が小さくなると同時に微小なハム音が発生する
上記の 2.に関しては元々家の電源事情が良くなく、時々蛍光灯の明るさがダウンする程の電圧低下を起こすので、その時点で電解コンデンサーに溜まった電圧が下がったりして一時的に電源平滑回路が不安定になる為だと推測します。
上記の 1.に関しては「UX-12A」の真空管自体が弱っているかも?です。代替えが無いので何とも言えませんが真空管が十分に温まるとハム音が消えるので私的にはその様に判断しています。もし他に原因があるなら真空管が温まった時間にハム音が消える事は有り得ないと思うので。
という事で、私の家の電源事情や真空管事情も微小なハム音の一因だと言う事が判り、「コンサートン RM-5」自体は前回の直流点火の改造によってほぼ完璧な状態になったものと思われます。
LEDパイロットランプについて
「コンサートン RM-5」オリジナルの 2.5Vパイロットランプは切れ易いので、先日 LEDのパイロットランプを購入して使ってみましたが、予想通り LEDパイロットランプに内蔵されている DC-DCコンバーターノイズがラジオの高周波回路に乗り、「ジャー」というジャミングの中から放送を受信している様な感じになってしまいました。トホホ…
無理して使えない事は無いのですが、使っているうちにだんだんイライラして来たので折角購入した LEDパイロットランプはお蔵入りとしてオリジナルのパイロットランプに戻しました。
仕方ないのでランプが切れたらその都度交換しようと思いますが、でも今回 3Vのパイロットランプを注文したので 3Vランプが切れるまでの時間等の様子も見てみようと思います。
まとめ
エージングも終わり、安定して絶好調な「コンサートン RM-5」、こいつは大事に使って行きたいと思っているので現在予備の ST真空管を収集中です。
では、また〜♡
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