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整備完了って言っても、結局ハム音対策のみで、後は全て完全オリジナルのままです。

ハム音対策

実は半日位電源を入れていたら… オリジナルのブロック電解コンデンサーが復活して来たのかハム音が多少減ってきた来た気が…

ちなみに「Simonetta」の整流回路は「ダイオードブリッジ」の「全波整流」タイプです。

結局、パイ型リップルフィルターを 2段まで実験してみて、最終的には追加のパイ型フィルターは必要無く、オリジナルの電解コンデンサーにパラに 80μFの電解コンを 1個追加しただけで十分ハム音は小さくなり、スピーカーから数cmも耳を離せばハム音は全く聞こえないレベルになりました。

オリジナルのままでもギリギリOKでしたが… やっぱりハム音は少ない方が良いので、オリジナルを極力変えない最低限の対応として電解コン 1個のパラレル追加で手打ちとしました。

他にやった事は…

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ハム音対策以外は何もやる事無かったですが、拘ったのは元々切断されてた電源プラグを写真の「Cooper」電源コネクターにした事です。

適当な国産のプラグでも良かったのですが、やっぱドイツ製のラジオですからプラグも拘りました。

勿論、非メッキプラグです。

テレフンケン・アルニコマグネットのスピーカー

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何と!この「Simonetta」に装備されているスピーカーは、16cmの「テレフンケン・アルニコマグネット」ドイツ製フルレンジスピーカーで、背面解放筐体の大きさ等のバランスからか流石に期待通りの素晴らしい音質で鳴ってます。

このスピーカーが取り付けてあるバッフル板は横にスライドしてスピーカーごとキャビネットから取り外せるんです。芸がとっても細かいですよね。

今、例によってドイツのネットラジオ「クラシックFM」を AMトランスミッターで飛ばして聞いてるけど、ドイツ製のラジオで聞くと一段と音質良く聴こえて来る気がします。

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裏板も破損無く綺麗な状態です。

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キャビネットの底面からシャーシ裏にアクセス出来る様になっています。

まとめ

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最後に貴重なマジックアイの写真です。こんなに綺麗に表示されていて驚きです!

女性の名前で命名された「Simonetta」、う〜ん、素晴らしいです。

こいつは当分手放せないかもです〜!!

では、また〜♡