今日から実家で 1週間、本業もやりつつ、趣味のラジオ弄りもちょこっと再開です。

さて、今回は何を血迷ったか「ジャン測オタク」じゃないけど、私には身の丈違いのオシロスコープをヤフオクで 2台も落札してしまいました… 正に豚に真珠です。

1台目は今回紹介する 1988年に販売終了した「岩通 SS-6122 100MHz」オシロスコープで、2台目は明日の記事に掲載する予定です。

岩通 SS-6122

今までは「岩通 SS-3100 7MHz」オシロを使ってましたが、最近どうしても「リードアウト」機能があるオシロが欲しくなって来て、色々物色した結果この「SS-6122」を落札した次第です。

昔は高嶺の花で個人では絶対に入手不可能な高級オシロが、今時のヤフオクでは超!安値で買えちゃうので、もうやりたい放題です。

入手時は多少薄汚れていましたが、ワックスを掛ければご覧の通りピカピカの新品同様に。

全てのロータリースイッチのツマミ回転位置がズレていたので、正しい位置に修正しました。

この様な「リードアウト」機能があるオシロでは、ロータリースイッチの物理的な回転位置表示は見なくても済んでしまうので、前オーナー様は気にしなかったのかも?ですが私は気になっちゃうので。

フォーカスもバッチリ絞れます。

ボタンやロータリースイッチはチャタリングも無く「カチカチ」と気持ち良く決まります。

ざっくり弄くり回してみましたが、取説なんか無くたって一通りの動作確認が出来ちゃいました。

カーソル機能やリードアウト機能も、直感的に判ります。

日付と時間がズレていたので正しい値を設定し、一旦電源を切って再度電源投入しても設定した値を覚えている様なので、ラッキーな事に内部のバックアップ用電池は生きている様です。

裏パネルも綺麗です。

でも、不思議なのは…

ご覧の様に裏パネルを外すと、向かって右側に空気の「吸入口」?があるのに、裏パネルには向かって左側に「スリット穴」が開いているのです。

これって何らかの間違い?って思ってネットで「SS-6122」の画像をくまなく調べてみると、全てこういう構造になっていました。

って事は、これが正しい構造なんですかね… わざわざ空気のフローを作ってるとか。

右側です。

左側です。

底面です。

思ったよりも全然キズとか無いです。

おおっ、内部もとっても綺麗な状態です。

こんな凄いモノがヤフオクで超!安値で手に入ってしまう今の世の中、良いのか…悪いのか?

オールアルミ製?の筐体。

すっ、凄い実装密度だ。

美し過ぎる〜!

ざっと見た所、電解コンデンサーの膨張や液漏れは無さそう。

ケースもアルミ製?

内側も結構綺麗だ。

こっちも。

カッチョええ〜!!

純正のフロントカバーと取扱説明書も付いていて、取説には全回路図が掲載されています。

まとめ

校正は出来ていないものの、一通りの機能は正しく動作している様です。

今までの「岩通 SS-3100」はヤフオクで嫁に出しました。

明日、もう一台のオシロが届きます。

では、また〜♡