昨日のオーディオ整理決断前に入札していたユニットが落札出来て本日無事到着した。

  1. 20cm フルレンジ・スピーカー V3-Ca3
  2. チェコスロバキア TESLA社 1940〜1950年代製造
  3. 蝶ダンパー採用
  4. 映画館シアターメインの大型アルニコマグネット搭載

TESLA V3-Caシリーズ 2台目

約 1ヶ月前にこの「TESLA V3-Ca2」を落札したばかりなのだが、将来は蝶ダンパーの「TESLA V3-Ca3」を是非入手してみたいと思っていたので、今回はかなり無理して落札してしまった。

だって「V3-Ca2」も「V3-Ca3」も超レアなユニットなので、まさかこんな短期間に揃えられるとは思ってもいなかったので、それが実現するとはマジでラッキーとか言いようがなく、これが入手出来ればもうスピーカーの収集は本当に止めてもいいと思えたのだ。

TESLA V3-Ca3

ヤフオクの掲載写真を見た時、片方のユニットのコーンに補修箇所があるものの時代の割に美品であると判断し落札したのだが、流石に品物が届くまで補修具合が悪かったらどうしよう?なんて心配もしていたのだが…

そして届いたのが、コレだっ!

TESLA V3-Caシリーズ共通の放射状に伸びたリブが特徴で、ザクセンウェルケとも似ている。

期待通り、時代の割には超美品のユニットだ。

左側のユニットは期待通りの美品でコーン紙やエッジに痛みは全く無く完璧な状態だ。

私的には黒く着色してないこういうコーン紙色のユニットも欲しかったし。

右側のユニットもかなり美品なのだが、ご覧の通り一部コーン紙の補修がある。

表からはそれほど補修痕が目立たない。

裏から見ると、こんなで…

和紙を糊で直接貼るのではなく、和紙と糊を水で溶かして和紙の繊維を抽出してその繊維と薄めた糊で破れた所のコーン紙周辺を補強してこれ以上破れが広がらない様にする手法だ。

DBボンドやゴム性ボンドでちょこっと補修しちゃうのに比べて、コーン紙にはこの和紙繊維による補修の方が見た目も綺麗で強度もありそうだし、なにより手間暇掛けている分補修の高級感がある。

完璧です♡

正に「V3-Ca3」なのだ。

この「Zk373」の記号の意味は不明。

フィックスドエッジはご覧の通り光が透けて見える位に薄く出来ている。

私にとって初めての蝶ダンパー式で、果たしてどんな音が聴けるのやら。

まとめ

と言う事で、この「TESLA V3-Ca2」でスピーカーの収集を一先ず終わりにしたいので、早速 z785jpさんにコイツ専用のモノラルミニホーン後面解放箱の製作をお願いしました。

懲りずに片方のユニットは大損覚悟でヤフオクに出品しました。

それでは、また〜♡