今日は「SHURE SE112」用に Bluetooth送受信機「Anker Soundsync」を購入してみた。

Bluetooth送受信機 Anker Soundsync

私は敢えて Bluetooth機能が付いていない「SHURE SE112」を購入したので、スピーカーが無い自宅の仕事部屋では「SE112」を Macのイヤホン端子に接続して音楽なりを聴いている事になる。

しかし、コーヒー入れたり、ちょっと用事で Macを離れなければならない時、いちいち「SE112」のイヤホンを耳から外すのは面倒っちい。

そこで後付け Bluetooth受信機を導入してストレスなく動ける様にと考えた。

だったら、最初から Bluetooth仕様の「SE112」を買えばよかったじゃん!と言われそうだけど…

あれは 1回の充電で最大 8時間しか持たないし、何しろコードに色んな部品が付いてるから壊れやすのでは?と思うし、もしバッテリー周りが壊れたらリケーブル出来ない「SE112」は本体ごとゴミになってしまうので、私の独断と偏見で敬遠してるというのがそれにしなかった主な理由だ。

それに対して、コイツは 1回の充電で最大 17時間も持つのだ。

コイツを選択するまでには色々と他メーカーのレシーバーも検討した。

何しろ私は今は手触りが良くても将来加水分解してベタベタになる「ウレタン塗装」というのだけは絶対にイヤなので、そうじゃないモノを選びたかった。

Amazonの掲載写真だけではその塗装を断定できず、ネットでの評判もくまなく調べたが塗装までレポートしている記事は見当たらず、仕方なく最悪「ウレタン塗装」だったら捨てる覚悟でコイツの購入に踏み切った。

そして届いたのが、これだっ!

ラッキーにもケースは「ウレタン塗装」では無く、とても良い感じに加工されたプラスチック製で、全体的な仕上げもしっかり丁寧に作られている感じを受ける。

流石、大手メーカー ANKER製で私的には文句の付けようが無い仕上げの良さだ。

ケース横のスイッチがデフォでは「TX:送信機」になっているので「RX:受信機」にする。

反対側には何も無い。

裏側がコレで、ここの作りも手を抜かないで綺麗に作られており、安っぽさは微塵も無い。

「SE112」は L型ジャックなので、ご覧の様に良い感じに収まってくれる。

底面には滑り止めのパッドが付いていて、その材質も良く仕上げも美しい。

前面のスイッチを押して、何の問題も無く一発で Macとペアリングが出来た。

ありがちな「サー」というノイズも全く感じられず、良い音質で音楽を聴く事が出来た。

ただ、ここから幾つかの少し困った問題点を感じる事になる。

起動音やペアリング音がうるさ過ぎる

「SE112」の感度が良い為か、起動音やペアリング音が大きくてうるさい。

この音を小さく出来ないか、もしくは止められないかをネットで調べたが、どうやら出来ないらしい。

そこで、こんなの見つけた。

iFi-Audioの「EarBuddy」というモノで、要するにアッテネーターだ。

これを使えば音量が絞れない起動音やペアリング音を小さくする事が出来る訳だ。

しかしだ…

こんなもん使えば、コードががさばるし、何よりごく微小だとしても音質劣化はあり得る。

よって、音質重視でコイツを使う事は断念し、ペアリング音の大きさは我慢する事に。

Macから2〜3m離れるだけで音が途切れる

これって、全然ダメじゃん!

製品としての形や仕上げは十分に気に入っているのに、性能がコレじゃ、使えまへん。

思わず、捨てようかと…

いや、まてよ…

もしや、Macの Bluetoothが弱いのでは?

と仮定して、今度は iPhoneと「SoundSync」を Bluetoothで接続してみた。

あれ、iPhoneから 5m位離れても全然 OK!全く切れない、安定しているではないか。

ならば「SoundSync」自体は全く問題無い!という事に。

そこで再度調べてみると…

私が所有している Macは「MacBook Pro 17-inch Mid2010」という古いモノで、何と内蔵ハードウェアが「Bluetooth2.1」規格だったりなんかしてかなりダメっぽい事が判った。

そこで、Macで使える外付け「USB Bluetooth4.0アダプター」を探し、最終的にプリンストンの「PTM-UBT7」というモノを Amazonで購入した。

プリンストン USB Bluetooth4.0アダプター PTM-UBT7

そして届いたのがコレだっ!

メッチャ小さい。

即、Macの USB端子に差し込むと…

ご覧の様にチカチカ光って、もうあっけない位内部のハードウェアが自動的にコレに切り替わった。

ドライバーのインストールとか、Macの再起動とか、何も無しでだ!

Macの「Hardware」から「LMP Version」を見てみると…

2.1 -> 4.0に切り替わっていて、正しく Bluetooth4.0になっている事が確認出来た。

その後「SoundSync」とペアリングして動作を確認してみると…

おおっ! Macから 5mや 10m位離れても全然 Bluetoothが切れない、安定している。

やったね!

一瞬性能を疑ったが「Anker Soundsync」は優秀だった。

まとめ

これで私の Macと「SHURE SE112」が Bluetoothで繋がったので、家中どこに移動しようがいちいちイヤホンを外さなくても良くなってストレスフリーが実現出来ました。

完璧ですっ!

それでは、また〜♡