コレですっ!
- WestingHouse H-130
- 1946年アメリカ製
- W=35.5cm H=23cm D=15.2cm
- SP=17cm
- 6SA7, 6SF7, 6SC7, 25L6GT, 25L6GT, 25Z6GT
今まで Radiola、Sonora、GE と私好みの GT真空菅ラジオを3台も入手してそろそろお腹一杯感もあり、もう欲しいラジオは無いなぁ〜って思ってましたが…
木製キャビに惹かれ今回、WestingHouse H-130 ラジオを落札してしまいました。
私好みの真空管ラジオって…
真空管ラジオって膨大な種類が存在して、初めの頃はどれもこれもに目移りしてたけど、毎日ヤフオクや eBay を見ていると徐々に自分の好みというのが判って来て、最近では結構限られたラジオしか探していない事に気付きます。
私の場合は…
- あくまでも GT真空管ラジオで…
- 小型ラジオは、Radiola-500 で完了!
- 超レアラジオは、Sonora RQU-222 で完了!
- 定番ラジオは、GE Model-202 で完了!
- 木製ラジオは、WestingHouse H-130 で完了!
てな感じで…
今回の「WestingHouse H-130」が手に入れば一応 GT真空管ラジオの収集は完結です。
ていうか、収集はキリがないので完結にしたいと思ってますっ!!
後は収集じゃなくて、使い込んだり保守に切り替えたいと思います。
内部の写真です
ヤフオクの写真ではシャーシ上が汚れている感はありますが、他の部品等を見るとそこそこ綺麗で時代の割には私的に極上と思います。
届いてみるまで判りませんが、もしかしたらコンデンサーのリキャップ等が未だ行われていない完全オリジナル状態なのかも?知れません。
後は、スピーカーのコーン紙が破れたり傷んでいない事を祈るばかりです。
GT管6球真空管ラジオ?
初めは、GT管6球真空管ラジオという事でてっきり高周波増幅1段のラジオかと思ったのですが、調べてみると違うんです。
周波数変換と中間周波増幅までは普通の5球真空管ラジオと一緒で、高周波増幅は有りません。
ただ、その後…
6SC7 で検波と位相変換し、25L6GTを2発でプッシュプル増幅しているんです。
プッシュプル増幅回路?
へぇ〜
なんつーか、高周波増幅にコストを掛けずに、音声増幅回路にコストを掛けてる。
H-130 の歴史というかを調べてみると…
このラジオって、実は別売りレコードプレイヤーのアンプ部という位置付けでもあるみたいで、そこにおまけ?でラジオ機能を搭載してるっていうか…
だから…
- 17cm級のでかいスピーカーが付いてるのか〜
- ちゃんとしたトーンコントロールが付いてるのか〜
- 裏蓋にオーディオ入力端子が付いてるのか〜
- 筐体の上部に周波数パネルが申し訳け程度に付いてるのか〜
って事が判ってきました。
という事は音質に期待出来る?
ですよねっ!
ん、違うかな?
素人なんで詳しくないですが、プッシュプルアンプって音質が良いという訳では無くて、大音量向きって事なのかな?
でも… どちらにしろ回路的には音質にも拘っている筈だし、スピーカーも大きいからそこそこ音質も良いのでは?と思うのです。
普通のラジオは受信性能がメインで音声増幅はおまけみたいな感じですが…
H-130 は逆で、音声増幅がメインでラジオ機能がおまけ。
つまり、NHK や AFN 等の強力な電波しか聴かない私には、おまけラジオでも十分に放送が受信出来るので、音質が良い方が嬉しいです。
まっ、とは言っても昔の回路ですから今時のオーディオ並みの高音質は望むべくも無く、要は昔のギターアンプ見たいなモノと思えば良いのかな…
まとめ
コンパクトな木製キャビネットに精一杯収まった17cm級スピーカーは今私が所有しているラジオの中では最大です。
スピーカーが大きいのでもしかしたらハム音も聞こえるかも?ですが…ハム音は皆無にする自信があるので大丈夫ですっ!
今回の H-130 は、ウェスティングハウス製のラジオの中では私の一番好きなデザインだし、明るい色の木製キャビネットも好みだったので、私が所有しているベークライトラジオ達に、今回初めて木製キャビネットのラジオが仲間入りを果たすかも知れません。
届くのが楽しみですっ!
じゃ、またね〜♡