これですっ! 赤いマーカーラインがセンターにドンピシャ!
ど素人の私にも、出来ましたぁ〜!!
PTO上のコアトリマーで調整する
これが、ダイヤル裏にある「PTO」機構で、キャビネットの上蓋を開くとすぐ見える位置にある。
以下の手順で調整する。
- 前面パネル左上のスイッチを「CAL」位置にする
- メインダイヤルを100KHz位置付近まで回す
- ビートが受信出来るはずなので、メインダイヤルをゼロビート位置に合わせる
- その時点でのメインダイヤル100KHz位置に「赤いカーソル」を合わせる
その時点で「赤いカーソル」がセンターからずれている場合に以下の調整で修正出来る。
- PTO上の「L302」コアトリマーの「六角ナット」は緩めなくても良い様だ
- すぐ左横にある「C308」は今回の調整に関係ないので、弄らない事
- コアトリマー先端にあるマイナスネジを、マイナス調整棒かドライバーで軽く回してみる
- 50年も昔のマシンなので簡単には回らないと思うので、力を入れず何回もやり直す
- 何回か挑戦していると「カクッ」と回り始め、こうなればもう安心して回せる様になる
- 「赤いカーソル」をセンターに合わせ、メインダイヤルを100KHz位置に合わせておく
- コアトリマーを回転させ「CAL」のゼロビートが取れる様に調整する
まとめ
ナットを緩めたり絞めたり、コアトリマーを初動回転させる為の力の入れ加減とか、私が今まで弄ってきた古〜いレトロ真空管ラジオの経験が生きた。
とにかく古いレトロな機材は、この力加減が難しい。力を入れなければ絶対に動かないし、力を入れすぎると壊してしまう。またこの様な精密機器は下手に CRC潤滑油とか使うのは宜しくなかったりするので、その判断も難しい。
まっ、という事で、今回の様に経年で固着したコアも一度動いてしまえば今後は軽く動かせる様になるので、「周波数のセンター合わせ」はいつでも来い!だ。
しかし、こんなダイヤル目盛り式の昔のマシンで、周波数直読、待ち受け受信が出来ちゃうというのは今更ながら感動しちゃいます。
じゃ、またね〜♡
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