これだっ!
手前に写っている黒い小さな箱が「Lagoon Sound製 パッシブアッテネーター T-1」だ。
パッシブアッテネーターの必要性
今までは Macのネットラジオ出力を真空管アンプで鳴らしていたので、音量調整は Macのファンクションキーを操作する事で簡単に出来た。
しかしこのアンプで FMチューナー出力を鳴らす場合、チューナー前面パネルに出力レベル調整ボリュームが付いてないのでアンプの入力ボリュームまで手を伸ばして音量を調節しなければならない。
これはちょっと不便な感じだ。
実は Macのファンクションキーで音量を調整する場合ボリュームの様にリニアに音量を変化させる事が出来ず段階的に変化してしまうので場合によってはその段階の中間値になってもらいたい時がある。
そんなこんなで以前からアンプの入力レベルをリニアに調節出来る「パッシブアッテネーター」なるモノが欲しかったのだが、コイツがなかなか高価で手が出ない品物なのだ。
安いモノで 1万円、高いモノになると 10万円以上と私にとっては有り得ない値段だったりする。
そこで、安くてコンパクトでカッコ良いものがないか?ヤフオクで探していた所、¥4,730という「Lagoon Sound製」のモノが見つかった。
パッと見、黒いプラスチックケースに入った安物っぽい感じだったので軽くスルーしたが…
気になってしつこくもう一回良く見直してみた所、説明に「ケースは黒いアルミダイキャスト製」と書いてあり、なんかこれしか無い様な気もして結局コイツを落札する事になった。
初見
届いて初めて見た時、55(W)×80(D)×30(H) mmのサイズでかなり小さい。
案の定黒いアルミダイキャスト製筐体はガッチリした仕上がりで、それなりの重量もある。
全体的に高級感があり、決して安っぽく無い。
この小さいボリュームツマミが私はカッコ良いと思う。
底には変なゴム足とか貼ってなくて「そのまんま」って言うのが良い。
信頼の国産 RCAコネクター使用や、WesternElectric 24AWGビンテージ線材を使用との事で、音質劣化も無くかなり信頼出来そうだ。
使い込んだキズや擦れでアルミの地肌が所々見えたりなんかするとカッコ良さそう。
まとめ
私の環境では「BELDEN 88760 RCAケーブル」が硬くて引き回しに苦労したが、結局上記写真の様な配置で落ち着いた。
何と無く雑然とした配置になってしまったが、この状態だとアッテネータが私の Macの直ぐ横に位置しているので直ぐに手を伸ばして音量を変える事が出来る。
手元で音量調整がマメに出来ると本当に便利だ。
私は小音量派なのでいつもちょこちょこボリュームを調節する。
弄り過ぎてボリュームがすり減ってガリが発生したら…
¥4,730でまた買えば良いので、使うのに気兼ねが無い。
私の様な机上オーディオレベルでは高級なアッテネータなんか要らんし、これで十分でしょ!
う〜む、コイツはかなりお気に入りかも。
では、また〜♡
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