これだっ!
z785jpさんに製作をお願いしていたミニホーン付き後面解放箱が今日届いた。
箱を開けて、まずぶっ飛びました!
とにかくスゴすぎる進化を遂げた後面解放箱だったのです。
まずは Wharfedale Super8 ミニホーン付き後面解放箱
まずは前面のミニホーンの所に斜めの板を設置して、より本格的なホーンタイプとなった。
次に凄いのは…
今回の Wharfedaleの様なマグネットが大きくて重量がある場合、その重さでバッフルが歪み、フレーム自体も歪みが生じて音に濁りが出ると言う事で、フレームをバッフルに固定せずにマグネットを支えてユニットを固定するという方式を採用した所だ。
輸送中の事故を回避する為に初期状態ではご覧の様にフレームはバッフルにネジ留めされている。
そして到着後、バッフルへのネジ留めを全て外して、フレームはバッフルに固定されない状態にする。
つまりフレームをフリーの状態にした方が躍動的な鳴り方が得られると言う事なのだ。
もし従来の方法が良い場合は、バッフルネジ留めは外さず、マグネット保持金具の方を外せば良い。
とにかくこの構造と加工技術、手間暇掛かっててスゴ過ぎます!
さて、箱入り Wharfedale Super8 を聴いてみよう。
ほぉ〜、裸の状態では高音が強烈でそれはそれで気持ち良かったのだけど、箱に入れるとこの程度の小さい箱でもかなり補正が掛かり、強烈な中高音はかなり鳴りを潜め、ややもするとコモってしまったかと思われたが…
色んな曲を聴くうちに決してコモっている訳では無く、しっとりと落ち着いた… という表現が正しく、特にバイオリンの音色などは思わず涙が流れそうになった程素晴らしい音色だ。
次に 4μFのオイルコンデンサーを経由して Wharfedale Super3 を外付けしてみた。
同一メーカー製のユニット同士なので、アッテネータ等の必要性は感じずバランスは最高だ。
う〜ん、完璧でしょ!
Super8だけでも全然 OKだけど、やっぱり Super3を加えると一段と艶やかさが際立つ。
少し音量を上げてみた。
グッと低音が押し出してきて、テレ励磁に負けじと分厚い迫力のある音が出る。
まとめ
まだ、箱がユニットに馴染んでいないでしょうから、これから当分エージングです。
いつも思う事ですが z785jpさんの作品はマジで完成度が高く、ため息が出る程です。
引き続き TESLA V3-Ca2 のミニホーン付き後面解放箱を紹介致します。
それでは、また〜♡
- 投稿タグ
- スピーカー
こんにちは。後面解放箱を作ったのですね。ユニットをネジで固定しないというのは、オイロダインのユニットの固定の仕方に似ていますね。オイロダインでは、下からではなく、上から吊るし、ネジで固定せずに、バッフルの穴に合わせています。この方が、箱からの振動を受けにくいためだと思います。このことから、スピーカーも床に置くのではなく、上から吊るした方が床からの、影響を受けにくくなるため、抜けが良くなると思いますが、現実的には、大掛かりになるために不可能です。そのために、苦肉の策として、気休めに、高いインシュレーターを使うのです。先生は、「コモってしまったかと思われたが」と言っていますが、それはあっています。さすがですね~。後面開放でも、音が、若干、こもってしまうのです。小生はそれが嫌なので、平面バッフルにしています。しかし、その、こもった音は、ホールトーンの音に似ているので、もの凄く、好きなお方もいますよ。ホールトーンと思えば好きになりますよ。どうですか好きになりましたか。それでは、良い一日を。
こんにちは!
なるほど、ホールトーンですね。
コンサートホールや劇場の様な広い閉鎖空間での張り詰めた緊張感の中で聴く様な独特の響きというか、確かにそんな感じですね。
引き続き聴き込んでみます。
でわ〜♡