私の「Western Electric KS-16608-L1」アンプの写真がこれだ!
シャーシにプリントしてある指定出力管は「6L6GB」だが、現物の出力管は「6L6GC」だ。
「6L6GB」に比べて「6L6GC」は後発のプレート損失が十分に大きい高性能な球なので、果たしてトランス容量とか無理が掛かっていないか少し心配になっていた。
そんな折…
ネットで他の「KS-16608-L1」の写真を見ていたらご覧の様に指定出力管が「6L6GC」のを発見。
なるほど…
私の「KS-16608-L1」はコレより旧型の様で、もしかしたら回路設計も「6L6GB」向けになってるのかも知れないと思うと、何となく現状の「6L6GC」使用が少し不安になって来た。
ネットで「KS-16608-L1」の記事をググると、「6L6GB」使用の「KS-16608-L1」には「6L6GB」が最高に合っていて最高の音を出すみたいな海外記事があったりなんかするし、ましてこんな古いビンテージアンプに無理は禁物だし、極小音量派の私には最高出力パワーも不必要なので「6L6GC」はヤメたいなんて思う様になって来た。
そんな折… この前入手した「Sylvania 5931」整流管を眺めつつ…
ネット検索してたらそれと良く似た形の出力管を発見、「Sylvania 5932」という「6L6」族の球だ。
戦車の無線機に搭載する為の振動対策でプレートを極力短くして 2分割した特殊な形状をしている。
ぶっ太くて可愛いらしいし、これなら「Sylvania 5931」整流管と見た目を統一出来る。
ただこいつは「6L6」コンパチなので、私のアンプの「6L6GB」との互換性を調べてみた。
基本的には「6L6」族なのでヒーター電流も一緒でピンコンパチでもあるのだが、「6L6GB」より一つ古い球でプレート損失が少し小さい。
プレート電圧 400V以下なら問題無し!という事だし、私のアンプのプレート電圧は約 300Vなので、コレなら最大出力は下がるもののトランスの負担も少しは軽くなるかも?なので、ビンテージアンプの長期安全運用にはうってつけなのでは… と思い始め、結局出力管はコレにする事に決めた。
どうせ「Sylvania 5932」を買うなら初期型のプレートが 2つに分割されているタイプが良いと思ったが残念ながらヤフオクでは出品されておらず、仕方なく eBayにて落札する事となった。
まとめ
音質がどうか… なんて全然無視、まるっきり見てくれだけで選びました。
ど〜せ、高音聴こえないんだし〜(なげやり…)
て事で私の「Western Electric KS-16608-L1」の真空管は決まりました。
- 整流管:Sylvania 5931
- 出力管:Sylvania 5932
- プリ管:RCA 12AU7 ClearTop
もう、玉転がしも無しで、これにて決定で〜す!
それでは、また〜♡
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