実は偶々なのかも知れないけど、昨日は1日中固定バイアスが変化しなかった。
今朝一番で電源を入れた時も、現時点では問題無し!
今までなら、もうとっくに状況が発生していてもおかしく無いんだけど。
もしかしたら、いつのまにか既に治っている!?
試しにそう仮定して、いろいろと考察してみよう…
私が最後にとった行動は…
- C電源整流用ダイオードのすぐ後にある平滑用電解コンデンサーを外してみた
しかしその後の電源投入で問題は解決されておらず、C電圧は -206Vのままだった。
C電源平滑用電解コンデンサーの接続を疑う
もしかしたら、この判断も真逆に間違っていたとして…
そもそも当該平滑用電解コンデンサーのハンダ付けが「天ぷら」で…
不定期に接触したり、非接触になったりしていたならば…
C電源整流用ダイオードの後ろの電圧は…
- 接触時 = -266V(平滑後)
- 非接触時 = -206V(そもそも平滑されていない)
となる事もうなずける。
結局私が一旦配線を外して、その後付け直すために再ハンダした事で…
天ぷらが修正されてしまった!?
だとすると、今までの現象は全て辻褄が合う
- B電源も C電源も、電源トランスから取り出す端子は同一なのに…
- B電圧は変化しないのに、C電圧だけが時折 206Vに低下する
- C電源以降の回路に不具合は無く、過大電流による電圧降下は起こしていない
- 全ての真空管を抜いて電源を投入しても、現象は発生する
- その他もろもろ
C電源平滑用電解コンデンサーのハンダ付けが「天ぷら」!?
手書き部分回路図の「天ぷら」と記入してある所がそれで…
この平滑用電解コンデンサーのハンダ付けが「天ぷら」だったなら、確かにそうなる。
当該コンデンサーを外す時に目視した限りでは、綺麗にハンダ付けされていたので…
まさか「天ぷら」などとは夢にも思わなかったけど、正に灯台下暗し!
まとめ
このアンプのビルダーの方はプロだと聞いているので…
確かに全ての配線やハンダ付けはプロの仕事で、綺麗で完璧です。
ビルダーの方もまさかこの部分に「天ぷら」があったとは夢にも思わなかったでしょう。
そして今回の事は、アンプにこのプレート電流メーターが付いていたからこそ発見出来た訳で…
このメーターが無かったら、内部でこんな事が発生しているとは気づかずに居た事でしょう。
お〜怖!
…
現時点で未だ C電圧の低下は発生していません。
今日1日この状態を維持できれば…
この問題は解決出来た事になります。
はたして、どうなりますか…
それでは、また〜♡
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