現在 TESLA 20cm「V3-Ca3」のエージング中だけど、ここで Telefunken 20cmを聴いてみる。
ドイツ系の音質を再確認してみる
TESLA 20cmを聴いていて「何となくドイツ系と違うかな…」と感じたので、ここで耳の再確認の為改めて Telefunken 20cmを聴いてみる事にした。
私はスピーカー選択スイッチを持ってないので、いちいち配線を繋ぎかえる必要があり、面倒ちぃ。
う〜ん、やっぱ思った通りだ。
Telefunkenの音質ってドイツの典型っぽく雄大でスケール感があり少し暗めでウェットな如何にもクラシック等に向いていそうな感じを再確認した。
かといってジャズだってダメな訳じゃなく、ジャズボーカルなんか聴くと色気があったりなんかする。
そしてその Telefunkenを基準に考えると、この LOEWE OPTAも全く同列のドイツ系で、ご覧の通りコーン紙形状もそっくりで、音質は Telefunkenよりも少し明るい感じを受けるが、基本的音質は非常に似通っていて安心して聴く事が出来る。
一方このチェコスロバキアの TESLAは、殆どドイツ系の音質を踏襲はしているものの、純粋なドイツ系音質とは多少異なる音作りをしている様な気がする。
まだエージング中なので何とも言えないが、コイツは純粋なドイツ系音質と比べて少し暗めでウェットな感じを取っ払った、ナチュラルというか、中庸な癖の無い感じで、それでいて低域から高域までより音域が広がっている様にも感じる。
つまり、クラシックは勿論、ジャズも行けちゃう…
だから、コイツをじっくり聴いていると、Telefunkenと比べてどっちが基準の音質にすべきなのか?判らなくなって来たりなんかして。
まとめ
どちらにしろ今回の記事は、私の超ニアフィールド環境における極小音量で音楽を聴いて… というある意味特殊な環境下での感想なので、一般的に参考にはならないと思います、ゴメンなさい。
まっ、しかしこれでスッキリしたので、引き続き TESLAのエージングを続けます。
それでは、また〜♡
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そうなんですよ。テレフォンケン、クラングフィルムはジャズは苦手なんですよ、硬質な音なので、どうしても鳴らしたいというなら、生真面目な雰囲気でしか鳴らないのです。
これは、国民性ですね。突き詰めていくと、マーラーやブルックナーの様な暗い曲が得意で、深く沈み込んだ、悪魔的な音で尚且つ文学的に物語を淡々と語る様な音でしか鳴らないのですよ。
ジャズボーカルぐらいまでが限度ですね、クラングフィルムであれば、声が良く飛ぶので、映画を見るときのスピーカーにはいいと思いますが。
それでは、ごきげんよう。
全くもってご指摘の通りだと思います。
nagi様のコメントの一言一言に激しく納得です!
1)ジャズは苦手
2)真面目な雰囲気でしか鳴らない
3)深く沈み込んだ悪魔的な音
4)文学的に物語を淡々と語る音
5)ジャズボーカル位までが限度
ほんと、私も正にその通りと思います。
指摘が的確過ぎて思わず笑っちゃいました。
たまには、真面目じゃ無い?乾いたラフな音でもジャズを聴きたくなりますよね。
現在、私にとっては初めてのアメリカ産 UTAH/ALTEC 403Aの後面解放箱を製作依頼中なので、それが出来上がって来てそれと比較するのも楽しみです。
ちなみに、今回のご指摘の様な感じで表現するなら…
イギリス系の音質ってどんな感じになりますか?
でわ〜♡
知らない方がいいと思いますが、参考までに。講釈を言いますと、弦楽器の甘く艶のある音はイギリス製品にはかないません。
これはスピーカーだけではなく、アンプ類、カートリッジなど全般的に艶のある音がします。この、艶について調べましたが分かりませんでした。 これも国民性では無いでしょうか。
この音に取り憑かれ熱狂的なファンがいます。
今の所、タンノイなどに人気がある為、他の製品まで害が及んでいませんが気付かれれば高騰すると思います。
大きな声では言えませんが、香る様な艶のある音はイギリス製品でしか出ないのです。
これ以上のことは後程話したいと思います。
なるほど、香る様な甘く艶のある音…
nagi様がおっしゃるなら間違い無いですね。
今後機会を作って聴いてみようと思います。
でわ〜♡