これだっ!!

奇跡の… 元箱入り新品同様の Schulz KSP-215K だったりなんかして。

  1. 刻印入りアルニコマグネット
  2. 灰色フレーム
  3. シルバーリング装着
  4. 端子にハンダ付の跡無し
  5. ビス取り付けキズ無し
  6. 元箱入り

ど新品の、完品ではないですかぁ〜!!

購入経緯

以前に私のブログの読者様から「Rullitは顔が Schulzに似てるけど音も似てるのか?」という質問があったのだが、残念ながら私は今まで Schulzを聴いた事が無かったので何とも返答出来なかった。

なので、その時今度機会があったら Schulzを手に入れて鳴らしてみようと思っていたのだ。

そんな折… ヤフオクに奇跡の様に程度の良さげなコイツが出品されているのを発見!

金も無いのに、いてもたってもいられず、即決で落札。

高かった〜(泣;

検品

刻印入りアルニコマグネット。

端子には半田付けの跡も無い。

エッジは加水分解等による経年劣化が無い特殊スポンジ素材。

想像以上に良いコンデションで正に新品同様だ。

鳴らしてみる

まずはボイスコイルタッチを調べる為に置き台に載せて裸で鳴らしてみる。

おおっ!

やはりコイツは只者ではないな… という感じが。

いかにもドイツ系って感じで、テレフンケンを裸で鳴らした時の様な感覚が蘇って来た。

Rullitとの比較

さて、それでは Rullitと同じ箱に入れて聴き比べてみる。

おおっ!

これは、いい〜!

最近 Rullitばっかり聴いていて、如何にもドイツ系っていう音を忘れかけていたが…

久しぶりに思い出した。

テレフンケン程暗くは無く、フィリップス程個性的では無いが、実に素直で好感が持てる音質だ。

これがモニタースピーカーと言われる所以なのか。

さて、肝心の Rullitとの比較だが…

Rullitは中高音にキラキラと輝く粒子が飛んでいる様に感じてツイーターの必要性を全く感じないが…

Rullitを聴いた後では流石に Schulzと言えどもツイーターが欲しくなる。

つまり、やっぱり基本的にはテレフンケン等と同じドイツ系の音なのだ。

勿論 Rullitもドイツ系ではあるのだけれど、中高音の華やかさは抜きん出るものがあるので。

逆に言うと、いかにもドイツ系の Schulzの音は落ち着いていて、Rullitは華やか過ぎるのかも知れないので、人によって好みの問題になるかも知れない。

まとめ

う〜ん… 聴けば聴くほど Schulzは耳に馴染んでくる!

ボーカルの押し出しがもう少し欲しい気もするけど…

この余裕の敢えて無個性っぽい所が… 逆にいいのかも。

当分、聴き込んでみます。

それでは、また〜♡