最近立て続けにスピーカーを落札したので、ヤフオクは当分控えようと思っていた矢先に、コレだっ!

16cmのユニットってなかなか出品されないので、コイツを見たら一気に欲しくなってしまった。

  1. 16cm フルレンジ・スピーカー「9744」
  2. オランダ PHILIPS社 1953年製造
  3. 大型アルニコマグネット搭載

PHILIPS 16cm アルニコ・フルレンジ・スピーカー

PHILIPSのユニットって中音域が美しくボーカルやナレーションの再生が得意との噂を耳にして前から欲しいなぁ〜と思っていたし、ましてコイツが 16cmなもんだから、もう落札は決定的だった。

私は今まで 16cmを持っていなかったので、もし 16cmを初めて持つなら PHILIPSと決めていた。

そして届いたのが、コレだっ!

フレームにクスミが有るもののサビ等は殆ど無く、時代の割には綺麗な上物だと思う。

ご覧の様にコーン紙やフィックスドエッジはとても綺麗だ。

若干コーン紙の色が違うが気になるレベルでは無い。

片方に接着剤の糸が垂れていたりエッジに穴が空いていたりするが、ご愛嬌という事で。

ユニットの製造時期による加工方法が異なるのか裏からエッジを見ると、左側ユニットは全く透けて見えないが、右側ユニットは透けて見える位エッジが薄く出来ている。

ヘタって薄くなった訳ではなく、製造時にそういう仕様でエッジを形成したものと思われる。

果たしてこれはエッジ作成時の失敗作か、もしくはエッジ仕様が変化した改良版なのか…

トーシローの私にそんな事判るはずも無い。

追伸:その後出品者宅にも同様の透けているタイプが 2本、透けてないのが 1本ある事が判明。

よってこれは失敗作とかではなく、そういう仕様である事が明らかになった。

まるで「ASHIDAVOX」のエッジを見るようで…

私としてモノラル箱に入れて見たいのは右側のエッジが透けて見える方だ。

コイツはコルゲーションダンパー方式となる。

まとめ

今、裸で転がして小音量で鳴らしていますが、とっても期待出来そうな音が聴こえています。

なんかコイツ… 箱に入れなくてもかなり自然な感じで鳴っちゃったりなんかして。

やっぱりデスクトップニアフィールド環境では 20cmより 16cmや 13cmの小口径の方が良さげかも。

コイツもモノラル使いするので片方だけヤフオクで嫁に出すつもりです。

それでは、また〜♡