これだっ!!

フランス発、発送から約一週間で届いた事になる… はや!

こっ、こんな箱でいいんかい!?

届いた箱は、あれっ!? 思ったより小さくて、薄っぺらな箱だ。

こんな華奢な箱で、巨大アルニコマグネット 30cmのデカイユニットは大丈夫なのか!?

箱を開けてみるとユニットは緩衝材で包まれていたけど、ユニット正面のコーン部分がダンボール等で保護されておらず、単に緩衝材で覆っているだけ。

うぐっ! こんなんで飛行機の気圧変化に耐えられるのか!?

もう完全にコーン紙は気圧圧迫によって破れている… と覚悟して恐るおそる梱包材を開く。

おおおおおぉ〜!!!

コーン紙は eBayの写真のまんま、完全に無事だ!

フィックスドエッジも eBayの写真のまんま、一部にピンホール穴があるものの綺麗な状態だ。

まず、第一ステップ CLEARだ。

全体を見渡すと、あれっ!? フレームに全然サビとか無いじゃん!とっても綺麗。

すごっ、マジかい!

ベークのスピーカー端子、飛び出しているので梱包でベークが割れて届く事も覚悟していたが… 全然OK、ヒビすら入っておらず完璧な状態。

第二ステップ CLEAR!

どうしてこんなに綺麗なんだろう…

なんとっ、この「IMPORTE DE HOLLANDE」のロゴは印刷じゃなく彫り込み文字で、彫り込んだ上から金で埋めてある感じ… なんか高級っぽい。

如何にもスペシャルな感じで、一体どんな所に納品されて鳴っていたのか… 想いを馳せる。

そして浮かれながら実際に鳴らしてみると、たいていはボイスコイルタッチや断線とかがあってメッチャ残念な気持ちになるのだが… さてさてコイツはどんなだぁ〜!?

配線を繋ぎ、少しづつボリュームを上げてみる。

うぉおおおおおおおおお〜!!!

きっ、綺麗なサウンドが… き・こ・え・る!

ボイスコイルタッチなんか全然無いですっ!!

第三ステップ CLEAR!

つーか、ここまで来れば、このユニット完璧です!

コイツのコーン紙の形状や、サブコーン無し、ディフューザー無し等々色々考えてみると… コイツは 1938年〜1940年位に作られたモノと推測出来、製造から 80年以上が経過して幾多の戦争も乗り越えているのに、この保存状態の素晴らしさ、正に奇跡ですっ!!

コネクタ端子がミニホーン付き後面解放箱の端子と偶々同一で便利だし。

それにしてもこのアルニコマグネットの色… 今まで見た事無い色で素晴らし過ぎる!

最後に 3点支持の蝶ダンパー周り、ここも完璧です。

まとめ

巨大アルニコでそれなりに重量があるので、スピーカー置き台も色々と補強しまくり…(汗;

いやはや… マジで素晴らしいユニットを手に入れてしまいました。

今、裸で鳴らしています。

前回の ROLA 30cmは失敗だったけど、果たしてコイツは…

もう少し鳴らし込んでからレポートします。

それでは、また〜♡