SDRをもう少し突き詰めたいという思いに駆られ、より上位機種を手に入れた。

コイツを手に入れる為に「NEW GEN.TRL2832 SDR」一式はヤフオクで売ってしまった。

写真は今年の 5月に発売されたばかりの最新鋭機種の「SDRplay社の RSPduo」だ。

デュアルチューナー受信機

コイツはコンバーター無しで 1KHz〜2GHzまで受信出来る完全に独立したチューナーを 2台搭載したデュアルチューナー SDRで、今最高のコスパを誇る最新鋭マシンなのだ。

私にはデュアルチューナーなど必要無いんだけど、将来を考えると買っておいても良いかな!なんて。

だって、シングルチューナーの「RSP1A」や「RSP2」と比べて数千円しか違わないんだし。

Macで動くのか?

問題はそれだっ!

色々調べた結果「CubicSDR」というソフトウェアを使えば Macネイティブでも動くらしい。

SDRplay社のサイトを見ると Macの「CubicSDR」で動くのは「RSP1」「RSP1A」「RSP2」までで「RSPduo」は動くとは明確に書いてない。

まだ対応が追い付いていないのだろう。

人柱になるつもりで早速ダウンロードしてやってみた。

「API/HW Driver」と「CubicSDR本体」をインストールするだけで超簡単に完了出来た。

「CubicSDR」を起動してみると…

おおっ!ちゃんと動いているではないか!

ちょっと見、「SDRuno」の派手な画面に対して「CubicSDR」はすっごく地味に見えるので最初はガッカリしたのだが、使い込んで見ると「CubicSDR」のショートカット尽くしの使い勝手の良さが素晴らしく思えて来た。

ただ、「RSPduo」に対して未だ未対応の部分もあり、シングルチューナーしか動かせなかったり、HIGH-Zアンテナが選択出来なかったり、多少の不具合はあるけれど全然問題無く使える。

もう少し待てば「RSPduo」にも完全対応されるだろうし、もしかしたら「SDRuno」の Mac版だってリリースされる可能性だってある。

「RSPduo」は Macの「Gqrx」で動くのか?

ダメ元で「RSPduo」を Macの「Gqrx」で動かしてみたけど、起動すらせず動く事は無かった。

逆に「NEW GEN.TRL2832 SDR」は「CubicSDR」で何の問題も無く動作する事を確認した。

暫く「CubicSDR」と「Gqrx」を使ってみた印象では、私的に「CubicSDR」の方が全然使い易いと感じたので Macから「Gqrx」はアンインストールしてしまって「CubicSDR」のみ使う事にした。

BIAS-Tの注意点

弄っていて「ちょっとヤバイ」と思ったのは、チューナー2に付いている「BIAS-T」についてだ。

「BIAS-T」とは BNCコネクターを通してアンテナのプリアンプ等に供給する 4.7Vの電圧なのだが…

上写真の様にうっかり BNC端子に「ガルバニックアイソレーター」を接続してしまうと、アイソレーター自身は抵抗値ゼロのトランスなので「BIAS-T」で供給される 4.7Vが短絡(ショート)状態になって「RSPduo」内部のヒューズを飛ばしてしまう事になりそうなのだ。

判っている人はそんなバカな事はしないんだろうけど、私みたいなど素人は実験などしながら「うっかり」なんて事があるので、この件は非常に注意しなければならない。

まっ、アイソレーター繋いでも、「RSPduo」のコマンドから「BIAS-T」を ONにしなければ問題は無いのだけれど。

まとめ

当面この「RSPduo」に関して色々遊んでみようと思っていますので、それに関する記事も増えて来るかと思います。

現在、最悪環境ロケーションなので、アンテナをどうしようか?検討中なのであります。

かと言って本格的に BCLとかやる気は無いので屋外アンテナとか立てる気も無く、室内アンテナでどこまでやれるか?実験したいと考えていて、電磁ループアンテナ、ミニホイップアンテナ等々、気になるアンテナが幾つかあるので色々試してみたいと思います。

それでは、また〜♡