ヤフオクに海外から購入したという 45直熱三極管が出品されていた。

良く見ると… 箱に計測データらしきものが貼られている。

そのデータ印刷の様子から、それなりに信頼出来る計測データではないかと判断し…

私の HICKOK 6000の 45キャリブレーション管として落札する事にした。

HICKOK 6000 キャリブレーション用 45直熱三極管

早速計測してみた。

昨日策定した LINE TEST+2という位置で測定すると…

添付されていた Gm計測データの 2460より少し高め。

そこで Gmを 2460に合う様に LINE ADJUSTを調整してみると…

その時の LINE TEST位置は +1となっていた。

よって、今までの +2よりも、+1の方が妥当性が高いと判断し…

今後は +1を基準位置として測定する事にする。

まとめ

まぁ、この管に付いていた計測データの測定日が何時なのか、測定機種は何なのか?等によってデータの信頼性は変わってしまうとしても、私の HICKOK 6000で測定した結果と非常に近似しているので、この値は信頼出来ると判定した。

つまり、45のキャリブレーション管として使える!と判断した訳ですね。

と言う訳で、この HICKOK 6000の正確さは、近年「校正」作業が行われた可能性もあり、かなり信頼出来る真空管試験機であると判断出来ました。

では、また〜♡