今日は丸一日 P-610MBと P-610Aの音質比較をやってみた。

まずメーカー公表のスペックとしては…

  1. P-610MB 再生周波数帯域=70Hz〜20KHz、出力音圧レベル=90dB
  2. p-610A 再生周波数帯域=80Hz〜13KHz、出力音圧レベル=97dB

と言う事になっていて、流石に最終版の P-610MBの方が改良されて帯域が広くなっている。

P-610MBのコーン裏側の外周にはご覧の様なダンプ剤が塗布してあるが、P-610Aには無い。

また、P-610MBのセンターキャップ内側にはチタンドームを装着しているが、P-610Aには無い。

帯域は狭いかまぼこ型の P-610Aだが、エッジがスポンジタイプで柔らかく反応が良さそう。

ユニットを取っ替え引っ替え色々な楽曲を聴き比べてみたが…

やっぱ、私程度のポンコツ耳ではその性能差を聴き分ける事など、到底出来るはずもなかった。

帯域の狭い P-610Aだって、十分低い所まで鳴っているし、高音だって申し分ない。

P-610Aは… なんとなく少し枯れた感じもあり、これはこれで良い味だと思うし…

逆に柔らかいエッジで反応が速い P-610Aの方が、私の様な極小音量派には向いているのかも。

まとめ

要するに私には殆ど差異が判らないので… つまり「どっちでも良い」という事になりますが…

ただ、P-610の歴史的製品として…

  1. 最初期型の P-610A
  2. 最終復刻版の P-610MB

の両方は揃えて持っていたいデ〜ス。

私くし、気に入ったものにはスッゴク拘ってしまう性格なものですから…

今、P-610Aに不織布を被せて聴いてます。

昔に「スピーカーは 16cmに始まって 16cmで終わる」なんて事を聴いた事があり…

  1. うそくせぇ〜
  2. 16cmで終わる訳ね〜だろ!
  3. 私に限ってはあり得ない

な〜んて確信してましたが、それって、まんざらでも無かった訳ですかね?!

とか、考えると… 16cmユニットってのは、やっぱアリなのかも。

んっ?! 俺… いったい何考えてんだぁ〜!

急に国産へ方向転換かよっ!

って、無い、ない、そんな筈は絶対に無い!

はず…

それでは、また〜♡