コネクタ接続が出来上がったので早速動作試験を行ってみた。

LM386超小型アンプ基板キット Beans Amp

まず、低周波アンプが正常に動作するか?コイツにスピーカーと 9V電池を接続してみた。

信号入力端子に指を触れると「ブ〜」というノイズが大音量で鳴った。

基板に直付けされているボリュームをドライバーで回して音量を絞る。

コイツは音量出力も十分で正常に動作している様だ。

超再生方式 FMモノラルチューナー基板キット

冒頭の写真の様にコネクタを接続し、9V電池を接続すると…

パイロットLEDが点灯し、スピーカーから「シャ〜」というノイズが。

んっ?これが超再生の音か…

何となく動いている感じ?

取り敢えず SSGの出力周波数を 80MHzに設定。

現状、コイルとか全くの未調整だから 80MHzがトラッキングされる筈も無いと思いつつも、コイツの基板に直付けされているトリマを回転させたり、超再生ボリュームを回転させたりしていたら…

きっ、聞こえる、SSGの内部変調音が。

もしや組み立て成功した?

気を良くして Macの音楽出力を SSGの外部変調入力に接続。

うぉ!聞こえる! こんな小さな基板で FM放送が…

コイツは「スロープ検波」という簡易型の検波方式だし、超再生方式の受信方法という事もあり、上手く調整しても音声に「サー」という若干のノイズが乗るものの、しかし結構綺麗に放送が聞こえる事を確認した。

スーパー方式FMモノラルチューナー基板キット

さて、こちらは部品点数が多いので流石に一発では動かないだろうと思いつつも、無謀にも電池を接続して即電源投入してみた!

パイロットLEDが点灯。

おっ、一応動いているっぽい?

しかし、スピーカーは無音状態。

説明書通り、基板上の IFTコイルを調整しようと SSGで 10.7MHzを発生させると…

スピーカーから「ピー」という SSGの内部変調音が鳴った。

動いてるじゃんっ!!

IFTコイルのコアを回転させ、コイツの音声出力が最大になる様に調整した。

次に SSGで 80MHzを発生させ、コイツのポリバリコンをゆっくり回すと…

何と、コイル等無調整ながら 80MHzの内部変調音を受信出来た。

次に、Macの音楽出力を SSGの外部変調入力に接続すると…

流石スーパー受信方式でレシオ検波、ノイズも無く綺麗な放送を受信する事を確認出来た。

まとめ

あっけなく動いてしまいました。

私の様なトランジスタど素人にも動かす事が出来たのですから、この DFK技術研究所の FMチューナー基板キットは再現性が高いという事ですね。

さて、一応動作確認まで出来て私的に満足出来ましたので、この「FMチューナー基板組み立て」に関する実験はこれで一先ず完了として、今度時間が取れた時にでもオシロで各部の波形を観たりなんかして遊んでみようと思っています。

それでは、また〜♡