まず、無負荷と 6L6負荷時の電圧を確認してみる。
まず無負荷時では…
- フィラメント電圧 -> 6.3v
- グリッド電圧(BIAS目盛り=0)-> 0v
- グリッド電圧(BIAS目盛り=80)-> -43.5v
- プレート電圧 -> 228v
- スクリーン電圧 -> 135v
次に 6L6負荷時では…
- フィラメント電圧 -> 6.0v
- グリッド電圧(BIAS目盛り=0)-> 0v
- グリッド電圧(BIAS目盛り=80)-> -43.0v
- プレート電圧 -> 125v
- スクリーン電圧 -> 114v
となり、負荷時のプレート電圧の電圧降下が顕著!
ここで疑問に思ったのは…
マニュアルにあるテストデーターの BIAS設置目盛りが「13」で…
この時の BIAS実電圧を測定すると約 -3.1vとなり、あまりに小さ過ぎる事だ。
公の規格表データでは -14v位なので、これではプレート電流が流れ過ぎる危険が。
そこで、この辺を色んな角度で AIに問い合わせてみたら…
DELICA 2001の電源トランスは小型で容量が小さいので…
大きな電圧降下がある事は折り込み済みの仕様で…
プレート電圧が低くなる分、グリッド電圧を小さくしてバランスを取っているとの事。
どうやら DELICAの確信犯的な仕様の様だ。
という事は…
そのバランスを取っている、マニュアルのテストデータが必須で…
それに掲載されていない真空管を調べる事は、出来ない事は無いが少し面倒になる。
それから、ついでに調べたのがバイアス目盛りと実バイアス電圧との対応表だ。
当試験機のバイアス目盛りは 0から 80の範囲となっていて…
80での実電圧は 43.0vだった。
その途中目盛りの実電圧も 10目盛り単位でサンプリングして AIに計算させたら…
| 目盛り | 0 | 1 | 2 | 3 | 4 | 5 | 6 | 7 | 8 | 9 |
| 0 | 0.00 | 0.20 | 0.39 | 0.59 | 0.80 | 1.00 | 1.22 | 1.43 | 1.66 | 1.88 |
| 10 | 2.11 | 2.43 | 2.76 | 3.10 | 3.44 | 3.79 | 4.15 | 4.53 | 4.91 | 5.30 |
| 20 | 5.70 | 6.11 | 6.53 | 6.97 | 7.41 | 7.86 | 8.33 | 8.81 | 9.29 | 9.80 |
| 30 | 10.31 | 10.81 | 11.32 | 11.83 | 12.36 | 12.89 | 13.43 | 13.98 | 14.54 | 15.12 |
| 40 | 15.71 | 16.27 | 16.83 | 17.41 | 17.98 | 18.57 | 19.15 | 19.74 | 20.34 | 20.96 |
| 50 | 21.60 | 22.20 | 22.82 | 23.46 | 24.10 | 24.75 | 25.41 | 26.07 | 26.76 | 27.46 |
| 60 | 28.18 | 28.87 | 29.59 | 30.31 | 31.05 | 31.79 | 32.55 | 33.32 | 34.10 | 34.91 |
| 70 | 35.73 | 36.46 | 37.19 | 37.93 | 38.67 | 49.41 | 40.14 | 40.87 | 41.58 | 42.29 |
| 80 | 43.00 |
こんな感じになった。
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