今日は 2SK241高周波増幅回路の波形をオシロスコープで測定してみた。

2SK241高周波増幅回路の波形観測

バラックの空中配線にて高周波増幅回路を組んでいる為に回路の浮遊容量変化により測定電圧や波形が大きく変化して不安定になる場合もあるので、以下に掲載した画像はあくまで参考程度の内容となる。

まず、一番強い放送を受信した時の同調回路誘起電圧は約 37mVを確認。

次に高周波増幅後の高周波信号の電圧は約 286mVとなり、当回路の場合約 7.7倍の増幅となった。

そしてそれを D311ダイオード検波した後は約 165mVの音声信号が得られ、セラミックイヤホンを十分な音量で鳴らす事が出来た。

セラミックイヤホンを接続したままでの測定なのでオシロの波形が揺れている。

電源電圧は 1.5Vで、そしてその時のドレイン電流は約 4mA位である事を確認。

感度が高くなった事を受けて「シールドループアンテナ」の接続を外してみると、音量は小さくなるがバーアンテナだけでも 2局程の放送をそれなりの音量で受信出来る事も確認した。

まとめ

と言う事で、高周波増幅回路を 1段追加すると…

セラミックイヤホンで十分な音量で放送を聴く事が出来様になるし、今まで 1局しか受信出来なかったものが 3局位感度良く受信出来る様になりました。

色々いじって配線が汚くなり過ぎたので、次回はラグ板を使って回路を組み直そうと思っています。

それでは、また〜♡