これだああああああっ!
これが弩級の 1940年製 Philips フィリップス 20cmユニットだ。
オランダ 1940年製 Philips「9873」20cm アルニコ・フルレンジ
今から約80年も昔の超弩級ユニットで、まずはこのサビがある外観が渋過ぎる。
そしてこんな昔のビンテージ物がこんなに素晴らしい状態で保存されていた事に感動すら覚える。
アルニコマグネットを抑えるこの三角形のプレートが特徴だ。
コイツの最大の特徴がセンターに設置されたディヒューザーだ。
コーン紙の絞りが深い為、低音の溜まりを解消するのと、高音の指向性を改善するのが目的となる。
そしてコイツはセンターダンパー式となり、私にとって初めてのダンパータイプとなる。
実際に鳴らしてみた。
!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
偶々その時鳴っていた曲にもよるのだろうが、裸のままのユニットから締まった歯切れの良い低音が… はたまた突き刺さらない心地よい高音が… そんでもってボーカルが正に目の前で歌っている…
レトロなジャズやクラシックを琥珀色で鳴らし、今時のロックなんかも平然と鳴らしちゃう、私の理想とする音がそこに…
効率が高く小出力でも反応が良いので、私の様な小音量派の人間には最高だ。
まとめ
とても貴重なユニットなので、センターダンパーのスリットから金属粉や埃が入ってボイスコイルギャップに侵入しない様に、私が愛用している不燃布袋を被せて万全を期する事にしました。
いや、もう、言う事無しで…
多分、私が今まで集めて来たユニットの中で私が一番好きな音です。
やっと巡り合えたかな… という位の感動です。
もう一度言いますが… 箱無しのスッピンですよ、コレ!
詳細レポートは後日また…♡
- 投稿タグ
- スピーカー
こんにちは!磁気回路に鉄粉や埃が入らないように布で包んでおいたほうがいいですよ!
あっ、やっぱりですよね。
センターダンパーのスリットの所から入り易い気がしたので、
早速何かに包んで運用する事にします。
アドバイス有難う御座いました。