これだっ!

161Dのソリッドステートになる前の最後の真空管電圧計 161Cで…

真空管式という事と、イルミネーション表示のこのタイプが以前から欲しかった。

あまりに昔の測定器の為、動作するかどうかは保証されていなかったが…

結構小綺麗に見えたので、取り敢えず落札してみた。

この飾りっ気の無い、武骨な鉄板ケースが良い感じなのだ。

ゴム足なんかも綺麗な状態。

中を開いてみたら、結構ホコリが積もっていたので、軽く掃除機で掃除した。

修理の痕跡も無く、どうやら完全オリジナル状態の様だ。

流石にコンデンサー類はダメかと思ったが、取り敢えず未だ大丈夫そう。

ケース内部もこんなに綺麗。

実際に通電してみると…

  1. 取り敢えずメーターは動いた
  2. ダイヤルやスイッチに固着は無くスムースな動作
  3. 当初はメーターの動きが不安定だったが…
  4. 使っているうちに徐々に動作が落ち着いて来た
  5. 全レンジの内 3Vレンジだけが不安定

3Vレンジが不安定と言っても、全然ダメな訳では無く…

針が落ち着くまで少し時間が掛かるというだけで、動作自体は大丈夫そう。

3Vレンジ以外は問題無さげ。

まとめ

R-390Aの感度測定で使ってみたが…

dBm測定では、それなりに動作している様なので、取り敢えずこれで良しとして…

こういう貴重な骨董品は、使えるならその範囲内で使い、下手に弄って壊さない様にします。

それでは、また〜♡