実家(木造平屋)から自宅(マンション 6F)に来たので、早速「シールドループアンテナ MK-5212」をベランダに設置して「ソフトウェア受信機 RSPduo」での受信状況を試してみた。

ベランダへの設置方法

冒頭の写真にある様にアンテナの設置は本格的なものとせず単に物干しフックに引っ掛けただけとし、また受信状況比較の為 5メートル位のロングワイヤーも張ってみた。

実家では木造平屋の屋内に「シールドループアンテナ MK-5212」を設置し受信状況をチェックしたので、それとの比較にもなる。

その前に MacBook-Pro純正電源アダプターを使ってみた

自宅で MacBook-Proを使う時は非純正の電源アダプターを使っているのだが、フェライトコアを装着してもこのアダプターの使用/不使用で明らかに受信ノイズが発生する事を確認している。

このノイズは電源アダプターを使う以上仕方が無い事なのかな?と思い、弱い信号を受信する時はアダプターを外して Mac内臓バッテリーのみで動かしていたのだが…

先日どこかのサイトで「Apple MacBook」等で使われる電源アダプターについて非純正のモノは作りが悪くノイズ源になる事がある…との記事を見かけたので今回実家から持って来た MacBook-pro純正電源アダプタでその噂は本当なのか?検証してみた。

以下の検証は全て 5mロングワイヤーを使用して行った。

上は非純正アダプター使用で「中波放送」を受信した時の状況だ。

めちゃめちゃノイズが乗っているが、アダプターを外してバッテリーにするとこのノイズは無くなる。

上は純正アダプター使用で「中波放送」を受信した時の状況だ。

純正アダプター使用時はバッテリー使用時とノイズの量は変わらないのでメッチャ優秀だ。

上は非純正アダプター使用で「FM放送」を受信した時の状況だ。

信号全体にノイズが乗っていて、バッテリーにするとこのノイズは消える。

上は純正アダプター使用で「FM放送」を受信した時の状況だ。

ノイズが減って、バッテリー使用時と同じ量のノイズレベルとなる。

結論…

純正と非純正でここまで差があるとは思わなかったが、明らかにノイズ発生レベルが全然違って純正アダプターはバッテリー使用時とほぼ変わらないノイズレベルなのでかなり優秀と言え、MacBook等を電源アダプターを接続しながら使う人は Apple純正電源アダプターは必須になると思われる。

誤解しないで頂きたいのは、全ての非純正電源アダプターが悪いと言っている訳では無く、製造しているサードパーティによっては大丈夫なモノもあると思うので自分が使っているアダプターを自身で確認して頂きたいと思います。

要は電源アダプターを接続してもバッテリー使用時と同じノイズレベルなら、そのアダプターは問題無いと言う事になります。

シールドループアンテナ MK-5212の使用感

これだっ!

昼間なので受信局こそ少ないが…

ノイズも無く非常にクリアに中波放送が受信出来る。

驚く事に自宅では東京の「810KHz AFN」放送が殆どノイズ無しで聴こえたりなんかして。

3.5MHzだが、ノイズの多い自宅の割にはノイズが少なく、複数のアマチュア局が受信出来る。

7MHzだが、ノイズの多い自宅の割にはノイズが少なく、複数のアマチュア局が受信出来る。

FM局は全くノイズを感じず、実に綺麗な音質でステレオ放送が受信出来る。

航空無線もバッチリとノイズ少なく感度良く受信出来て、このアンテナ 1本で広範囲の周波数を受信出来る事を実感した。

まとめ

以上、ざっくりと「シールドループアンテナ MK-5212」をベランダ簡単設置して「RSPduo」による受信状況を検証してみました。

以前も記事にしました様に私の自宅付近には変電所や高圧線がある為か常時空電ノイズ?があり「ワイヤーアンテナ」はもとより、以前使ってみた「ApexRadio 303WA」さえもノイズの影響をモロに受けて殆ど使えない状況でありました。

所が今回初めて「シールドループアンテナ MK-5212」を設置してみた所かなりノイズが少なくなり、私の様な劣悪環境においては最適なアンテナの様な気がして来ました。

このシールドループアンテナは「視界の良い高い場所」に設置するよりは「ベランダの様な近くに構造物がある場所」に設置する方が良い結果が得られるとの事で、正に私の様な「なんちゃって受信」 にはもってこいのアンテナの様に思います。

私的に今までぐだぐだやって来たアンテナ模索にようやく終止符が打てた様な気がします。

次回記事はこの「シールドループアンテナ MK-5212」をマンション 6F室内に設置してベランダ設置の場合と受信状況を比較してみたいと思います。

それでは、また〜♡