今日は今更ながら…

自作 真空管試験機のメーター読み電圧と実際の電圧の差を測ってみる。

まず VP=100v : Tester=100.8v

VP=150v : Tester=150.6v

VP=200v : Tester= 202.2v

以上の確認から、VPのメーター読みは正確だと判断。

次に VG2=100v : Tester=100.5v

VG2=150v : Tester=150.5v

VG2=200v : Tester=202.5v

以上の確認から、VG2のメーター読みは正確だと判断。

次に VG1の精度に関してだが…

20vレンジで誤差が生じる為、試行錯誤の結果…

レンジは 250v固定で、VG1はテスターを使った実値で設定。

または 20vレンジで VG1を設定したいのであれば…

  1. メーター読み * 1.44 = 実値
  2. メーター読み = 実値 / 1.44

という変換を行い設定し、Gm測定時は 250vレンジに固定する。

以上の補正を掛けて再度キャリブレ用 6L6を計測してみると…

IP = 50mAで…

Gm = 5800μ℧となり、キャリブレ値とほぼ一致する事が確認出来た。

ちなみにこの時の電圧計レンジで Gm表示値に…

  1. 20v : 少し誤差が出る
  2. 100v : 僅かに誤差が出る
  3. 250v : ほぼ誤差は無い

なので、Gm計測時は 250vレンジに固定しておく事が望ましい。

またこの時の Gm計レンジで Gm表示値に…

  1. 20 : ほぼ誤差は無い
  2. 10 : ほぼ誤差は無い

それでは、また〜♡