UV Small変換ソケットが届いたので、早速 WE101Dの Gmを測定してみる。
UV Small変換ソケットから 整流管用USオクタルに変換しているので…
ピン足設定はご覧の様に変則的になっている。
また、当試験機はどうやら直熱管には対応していない様で…
そのままでは計測出来ず…
セレクターのカソードをヒーターと同じ位置にする必要があった。
次に、4.5Vヒータートランスを使って…
ヒーター電圧を外部入力して…
真空管を挿した状態でご覧の通り約 4.5Vのヒーター電圧を供給。
真空管規格表のデータから…
- vP = 130v
- vG = -9v
を設定し…
Gm計測開始!
Ipは約 10mAを確認。
結果、測定した 2本の 101D Gm表示値は…
- 1本目 = 3850µ℧
- 2本目 = 3900µ℧
となり、本来なら 1000µ℧位の筈。
その後、既知 Gm 101Dを計測した結果から…
直熱三極管の場合…
当試験機で表示される Gm値 * 0.26で変換する事により…
- 3850µ℧ * 0.26 = 1001µ℧
- 3900µ℧ * 0.26 = 1014µ℧
という妥当な Gm値が求められた。
それでは、また〜♡
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