今日、「シールドループアンテナ MK-5212」をマンション 6Fのベランダや室内の色々な所に設置して一通りのバンドで受信確認してみた。

設置場所の決定

結果、ベランダに設置した場合は室内より若干感度が良いかも?という程度で、かといって室内では感度が悪くて使えないなんて事は全然無くて私的には普通に使える気がする。

とにかく私の室内環境での「MK-5212」はロングワイヤーや 303WAと比べても感度は悪く無いしノイズレベルも雲泥の差なので、使うのにいちいちこのループアンテナをベランダまで持ち出す手間と受信性能の優劣を比べたら室内設置でも全然 OKって感じなのだ。

室内設置でもご覧の様に「東京 810KHz AFN」がノイズも無く綺麗に聴こえるので何の問題も無い。

現在 AFNはネットラジオでも聴く事が出来るが、やっぱ AFNは生電波で聴きたいのだ。

このまま 430MHzのアマ無線だって聴こえちゃうし。

SDRの混信除去能力が凄い

これはアンテナには関係無い事だが、この SDR系ソフトの混信除去能力が凄い事を実感した。

夜間などの中波放送受信で目的の周波数の上下に不要な信号がありピーって混信する様な音が混入してしまう場合、音質は悪くなるけど上写真の様にマニュアルで受信帯域を少し狭めて同調周波数を少しずらして不要な信号を帯域から追い出してやると混信を除去する事が出来る。

これって、高級通信型受信機にしか付いていない機能だと思うので、その機能がこんなに簡単に出来ちゃうなんて凄過ぎます。

中波放送の音質向上

上記の混信除去とは逆になるが、中波放送を受信時に目的の周波数の上下に信号が無い場合「AM」のデフォルト帯域 6,000Hzをマニュアルで少し広げてやると中波放送の音質が向上する。

この機能は中波放送の混信が少ない朝方から昼間に AFNの様な音楽番組を聴く時にとっても効果的で、こんな芸当は普通のラジオでは絶対に真似の出来ない事なので SDRを使っている恩恵ですね。

まとめ

まぁ、私の様な「なんちゃって受信」には本格的なアンテナ設置など似合わず、放送をワッチする時にポイッとアンテナをカーテンレールに引っ掛けて使うみたいなやり方が良いんじゃないかと。

今までは私の環境ノイズで諦めていた放送受信がこの「シールドループアンテナ MK-5212」を使う事によってやっと可能になった訳です。

う〜む、目論見通りこの「RSPduo」さえあれば、昔の無線機を買ったり売ったりするという病気はもう二度と発病しないで済むかも?知れません。

これで、私の Macで「ネットラジオ」の再生と「リアル電波の受信」が出来る様になり、その出力を真空管アンプで鳴らすという流れが構築出来ました。

完璧なんじゃないでしょうか!

それでは、また〜♡