ネット情報では、アンプのボリュームについて…

  1. メインアンプのボリュームは不要
  2. もし有るなら、ボリュームは常に最大位置に固定すべし
  3. いや、メインアンプのボリュームは適度に絞って固定し…
  4. 音量調整はプリアンプのボリュームで行うべし

等々、大きく分けて、ボリューム不要論と必要論に二分される。

ボリューム位置によるインピーダンスの変化で…

  1. ノイズが乗り易くなったり
  2. 音質劣化が発生したり

という理屈は判る様な気もするが、なにせ素人の私の事、自信が無い!

1年程前にこの 45シングルアンプを入手時に色々と手探りでやってみた結果…

プリとメインのインピーダンス整合性の問題で…

メインアンプのボリュームを中央付近にすると、ラインノイズが最大となり…

ボリュームを最小か最大にするとラインノイズは消えるので…

理想はボリューム「最大」で使いたいが…

そうすると今度は逆にアンプ内部のノイズが目立ってしまうので…

最終的に、内部ノイズが気にならなくなる「最大」より 1/5位戻した位置で妥協した。

そしてプリアンプのボリュームを、私の環境で聴く最大音量に固定し…

全体の音量調整は、Macの音量調整キーボードで行っていた。

しかし、問題はここからで…

先日の L11ホームルーターによるプリアンプへのノイズ混入事件を拡大解釈すると…

それ以前に使っていたこの NECルーターだって、プリアンプの近くに設置してたので怪しい。

つまり…

1年前に 45シングルアンプのボリュームを最大にした時の内部ノイズと思われていたモノは…

実は… このルーターが原因によるノイズだった可能性だって否定出来なくなった訳だ。

てな訳で… 試しに 45シングルアンプのボリュームを最大にしてみた。

おおおっ!!

何と! アンプの内部ノイズが全く聴こえないではないか!

という事は、アンプの内部ノイズでは無く、それは… ルーターからのノイズだったのだ。

という事で、全ての問題がクリアーになり、現在は…

  1. プリアンプの出力ボリュームは最大で、抵抗値無し
  2. メインアンプの入力ボリュームは最大で、抵抗値無し
  3. プリアンプの入力ボリュームだけを絞って固定、抵抗値有り
  4. Macの音量調整キーボードで全体の音量でコントロール

という音声ラインに音質劣化となり得る抵抗は 1箇所だけ… という理想的な形になった。

先日の低音アタック時の歪み発覚事件の解決策も… より完璧になった可能性もある。

まとめ

結局 1年前にこの 45シングルアンプ入手時に換装した「東京光音」の高価なボリュームも…

最大位置固定ならば、直結と同じなので… 無いも同然で、勿体無い事に。

しかし… これが実現出来た事の方が私は嬉しい!

う〜ん…

やっぱ 45シングル…

益々… いい音ですね〜!!

直熱三極管の交流点火、non N.F. でこれ程の静粛とは… 今更ながら驚きです!

今回の調整で…

小さい音はより小さく、大きな音はより大きく…

ダイナミックレンジが広がった!?様な気がします。

それでは、また〜♡