これだぁ〜!!
この頃 Rullitと Schulzばっかり聴いて酔いしれていたら…
ふと… TELEFUNKENを聴きたくなる時がある。
やっぱ、何かしらの TELEFUNKENユニットを最低 1台は持っていたい。
以前 TELEFUNKEN励磁 25cmを 3台持っていた時もあったが…
全部売ってしまって TELEFUNKENはもう 1台も無い。
TELEFUNKEN Ela L6 RedNipple BlueFrame
そんな折… ヤフオクでコイツを見つけてしまった!
完全オリジナルの Ela L6 RedNipple BlueFrameだ。
しかし、とても私なんぞに買える金額ではないので、はなっから縁が無いものと諦めていたが…
そんな中でも、ふと心が動く時がある。
完全オリジナルでこんなに程度の良い L6など、もう二度とお目にかかれないかも… と。
私が持つべき 1台こっきりの TELEFUNKENユニットなら、もうこの L6しかないと。
どんどん、勝手な思い込みが始まる。
心は決まった!
今の私の全財産をかき集めて、心の準備を整えて、ポチっと「即決」で落札!
あわわ… や、やってしもた〜!
明日から一文無しの人生が始まる。
このリペイント無しのオリジナル塗装… しびれます。
出品者によると… 10年掛けてやっとペアを揃える事が出来た!という超希少品。
ちっちゃい TELEFUNKENロゴが誇らしい。
このユニットは最初期 L6との事で、これだけコンディションが良いのは奇跡的。
ウィーン郊外の小劇場から取り外され、以降長い間保管され眠っていたユニットだそうだ。
白いフェルトのガスケットがあまりに綺麗なので、出品者がドイツのバイヤーに「張り替えたのか?」と聞いた所、オリジナルのままだと言う… やっぱり奇跡だ!
コーン紙やフィックスドエッジは非常に綺麗な状態でキズ破れは一切無し。
そして、憧れのレッドニップルが目を引く。
経年でコーン紙は退色していてオリジナルのまま、変にリペアで着色してない所がいい。
まずは、裸で慣らしてみる。
おお〜、裸のままで、もう十分に重低音を響かせ、只者では無い事が伝わって来る。
そして、25cm用後面開放箱に入れて慣らしてみる。
あらら… この L6、今までの TELEFUNKENより高域が良く出る印象。
そして、流石 25cm、重低音は迫力満点、余裕で聴かせてくれる。
25cm励磁の様な「暗い」という癖も無く、はっきりと力強い音質。
う〜ん、いいですね〜!
まとめ
こんな貴重で完全オリジナルな L6…
オリジナルで背負っているトランスも、敬意を持って外さない。
しかし、俺も、良くやるよな〜!
まじ、キチガイだぜ!
では、また〜♡
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