人柱として山洋電気の 100V 92mm角 ACファン「SanAce92 109S096」を入手してみた。

今までの「エレコム USB扇風機」は…

「エレコムの USB扇風機」はかなり静音なのだが、見てくれで違和感あるし低速でのモーター回転音も少し気になるので、別途真空管アンプを冷却するファンを探してみる事にした。

私の場合は「風量」よりも「静音」が理想で、ネットで評判をググっても「本当に静かなのか?」が実感出来なく、結局私が人柱となって実際に購入してみるしかない!という判断に。

三洋電気の 100Vファン

今回はまず「扇風機」タイプは除外し「ファン」タイプから探してみる事にした。

その中で配線の簡易さから AC100Vで動くファンに注目して探してみると…

該当機種は結構少なくて、結局大手「三洋電機」の「San Ace シリーズ」に落ち着いた。

シリーズの中から色々調べて一番回転数が低く、音圧dBが低い機種を選択した。

それがこの「San Ace 120 ACファン 109S006」で…

  1. 回転数 1650
  2. 音圧 28dB
  3. 120mm角

というモノだったが、実際にコイツを購入して使用してみると…

ゲッ!思ったよりデカくてうるさい!

コイツは絶対に耐えられなかったので即!売っぱらった。

しかし諦めず、次いで「San Ace 92 ACファン 109S096」というタイプを購入した。

  1. 回転数 1500
  2. 音圧 24dB
  3. 92mm角

というモノで、期待せずに使用してみると…

なんとっ!コイツは結構静かで「エレコム USB扇風機」の代わりとして十分に使えそうかも。

耳を近づけると確かにモーターの回転音はしているのだが、音の周波数が低くうるさく感じないのだ。

現在自分の耳から 1mの距離位置にファンが置いてあるが、ファン音はアンプを無音にしても十分に我慢出来る範囲だと感じる。

もしこれでもファン音が気になるなら、簡易調光器みたいのでもう少し回転数を落としてやればほぼ無音状態になるのではないか?と期待出来る。

調べが甘かった

後でより詳細に調べてみた所、前述のうるさい「San Ace 120 ACファン 109S006」よりもう一段階静かな「San Ace 120 ACファン 109S086」というタイプがある事を発見した。

  1. 回転数 1400
  2. 音圧 24dB
  3. 120mm角

前述の 92mm角と比べて風力は強く、音圧は同じものの回転数が 100回転低く、これがどう静音に影響するのか?気になるのでコイツも人柱となって後日検証してみたいと思う。

まとめ

厳密に言えば「エレコム USB扇風機」の方が静かなんですが、この「San Ace 92 ACファン」も十分に対抗できるという結果になりました。

「San Ace 92」の方が業務用として耐久性は高いはずなのでコイツが使えれば安心ですね。

当分このままの状態でエージングしつつ耳への騒音レベルを検証してみたいと思います。

何気にこのファンの銀色なアルミハウジングがカッチョいい〜し…

ファンを 2段重ねのGT管空き箱の上に乗せているという所が渋いでしょ!?

ちなみに、今日から「RFT LP554-6」アドオンツイーターを乗せて聴いてます。

それでは、また〜♡

追伸:

あれから数時間小音量でクラシック等を聴いてますが、いつの間にか「San Ace 92 ACファン」が回転してる事を忘れてしまう位に静かです。

無音時にファンの方へ意識を向けると低い音で「コー」と鳴ってはいますが、全然気になりません。

コイツは奥行きが 25mmしかないので「エレコム USB扇風機」に比べてコンパクトに設置出来るし、なによりアンプを「エレコム USB扇風機」で冷却してる図って違和感あり過ぎですが、「San Ace 92 ACファン」で冷却してる図はマニアっぽくて私は好きです。

またこの奥行きの薄さならレトロな真空管ラジオの裏側にさりげなく設置して、大事な真空管とコンデンサーを延命させるのに持って来いですね。

やっぱ、これは買って正解だったと思います。