ここ数日、新規に欲しいと思うオーディオ機材も特に無く、安息の日々を送っている。

どうやら、加熱気味だったオーディオ機材収集癖も落ち着いてきた様な気もするので…

今日は現時点で収集したオーディオ機材を新ためてご紹介致します。

部屋の環境

まず、オーディオを設置してある部屋の環境を定義して置かねばなりません。

家は田舎の小さいボロ屋で、その一番北側にある 4畳程の狭く細長いうなぎの寝床みたいな物置小屋に机を設置して、その上にスピーカーを乗せている。

つまり、机上の箱庭的ニアフィールド環境という訳で、スピーカーから音楽や英語ニュース等を常時流して、つまり BGMのながら聴きみたいにしつつパソコンをしているので、敢えてスピーカーは単発でラジオ的なモノラル再生に拘っていたりなんかして。

という事で、私はどこまでも高音質を追求する純粋なオーディオマニアでは無いかも。

音門製 45シングルアンプ NF無し

このぶ厚い真鍮製シャーシに乗った全てのパーツバランスが最高で…

私の様に極小音量で鳴らす人には 45シングル程度の出力が一番良さげ。

この出力なら、万が一回路の故障で最大音量が出てしまっても大事なスピーカーを壊す事は無い。

そして小音量で素晴らしい音質を鳴らす 45シングル NF無しの回路が私は大好き。

ESI エレシステム製 プリアンプ

元々私はプリアンプを使わない派だったのだが、コイツだけは別格。

その時の気分で少し高音をブーストしてみるとか… 私の期待に応えてくれる。

かなり小型なので机の上に置いても邪魔にならないし。

z785jpさん作のミニホーン付き後面開放箱

有名なスピーカーボックスビルダーの z785jpさん作のミニホーン付き後面開放箱。

各種スピーカーをマグネット保持方式で簡単に設置出来る様に、特注で作って頂いた。

無垢古材を使って作られたこの箱、箱自体も適度に鳴ってくれて、音質や仕上げ全てが最高!

Rullit励磁 20cmフルレンジスピーカー

私の場合はコイツが無かったら、永遠に理想のスピーカーに辿り着けなかったかも知れない。

とにかく中高音の明瞭度が圧倒的に素晴らしく、今までこんな音に出会った事が無い。

抜ける様に透明で繊細な高音で、かといって決して煩く無く、ドイツ系にありがちな暗さも無い。

よって外付けツイーターなど一切不要。

非常に精密な高音を鳴らすので、クラシックを鳴らすと一瞬でその世界に引きづり込まれる。

ジャズだって行けるんだけど、LM755Aを手に入れた今、ジャズはそっちに任せた方が吉。

SUNVALLEY LM755A 20cmフルレンジスピーカー

とにかく音が分厚く躍動感があり、どんな音源でもノリよく楽しく聴かせてくれる。

周波数特性は狭いのだが、十分な低音と張りのある明瞭な高音を聴く事が出来る。

人それぞれだけど、私には外付けツイーターなど不要。

Rullit励磁は繊細だけど、この LM755Aは正に映画館の様な迫力ある音質。

クラシックだって行けるんだけど、そっちは Rullit励磁に任せた方が吉。

光城精工 First cry DA-7020i クリーン電源

オーディオ環境がある実家は田舎なので電源事情が悪く、時間帯によって交流電圧が低下したりノイズが乗ったりして、結果アンプのトランスなどが唸ったり、ノイズで音質が悪化する場合もあるので、この様なクリーン電源で綺麗な交流波形を再生成する必要がある。

このクリーン電源導入以降、我が家では一度もトランス唸りやノイズに悩まされる事は無くなった。

Bluetooth レシーバー

私の音源ソースは常に Macから得ていて…

Macの USB-Cポートから D/Aコンバーター経由でプリアンプに接続すると、Macの音量調節ショートカットキーが使えなくなり、いちいちプリアンプのボリュームを操作しなければならなくなる。

私は小まめに音量調整を行う人なので、都度ボリュームを回すのは面倒だし、ボリュームも痛む。

そこで…

Macからこの Bluetooth経由でプリアンプに接続すると、Macの音量調節ショートカットキーが使える様になるのと、Macが移動フリーになるのでこの機材を使う事にした。

音源からの多少の遅延や音質劣化があろうが私は気にせず、使い易さを優先している。

松定プレシジョン PK-80M 直流安定化電源

私は励磁スピーカーの電源にさほど拘りを持っていないので、この様にコンパクトなスイッチング電源を使っているが、モノラル小音量再生という環境下では音質的に問題は無いと思っている。

予備の真空管達

現在アンプに刺さっているモノを除く予備の真空管達。

  1. 整流管 = 5U4G * 1本
  2. プリ管 = 6DJ8 * 4本
  3. 出力管 = 45 * 6本

全購入真空管のうち TV-7D/Uで GMチェックをして優秀な値のモノだけを厳選して残した。

きっと私が死ぬまでに使い切れないと思うが…

TV-7D/U 真空管試験機

今までいろんな真空管試験機を十数台売り買いして来て、最終的に落ち着いたのがやっぱりこの TV-7D/U真空管試験機だった。

より上位の大型試験機と同様の精度だし、コンパクトで使い易さが一番という結果だった訳だ。

オーディオとは直接関係ないが、私の拘りとして一台は手元に置いておきたいアイテム。

まとめ

私は普段使わないモノは直ぐに断捨離してしまうミニマリスト?でもあるので…

現在実家で所有しているオーディオ機器は本日紹介したモノが全てです。

短期間の間に幾度となく売買を繰り返し、自分でもよくぞここまで集めたもんだ!と思います。

相当無駄遣いもして来ましたが、全て経験の為と諦めています。

これじゃ、金が無くなる訳だわ〜!!

それでは、また〜♡