ここ数日この WE101Dシングルアンプを使ってみて、特に何の問題もないのだが…

多少気になる点を挙げてみると…

  1. メーター読みで 30mAがプレート電流だとすると結構多めの電流で 101Dを駆動
  2. TRESCO T-201電源トランスの容量は 6.3V 4.5Amp、450V 75mAなので…
  3. 101D x 2 + 5AN8 x 2 のフィラメント電流への供給は余裕として…
  4. 101D x 2 + 5AN8 x 2 のプレート電流への供給は不足気味とも思える。

現状、このアンプのビルダーからの情報が全く無く、回路も詳細不明につき…

本来ならば裏蓋を外し目視で配線を追って、回路の概要を把握したり…

各部の電圧や電流をチェックすべきだが…

電流のチェックには配線を外さねばならず、下手をして素人の私がコイツを壊したくない。

てか、現状そこまでやる必要性も感じないので、取り敢えず見た目からのオペレーションを行う。

まずは TRESCO T-201電源トランスの温度上昇について…

  1. 電源ONから約 30分で「ほんのり人肌」温度に
  2. 1時間経過で「暖かい」レベルに
  3. 2時間経過で「それなりに熱い」レベルに
  4. 3時間経過で「結構熱い」レベルに

それにつれて、 TRESCO L-201チョークトランスもそれなりに熱くなる。

しかし、この程度は一般的な状況だと思われ特に問題は感じないが…

貴重な MIL規格の航空機搭載用 TRESCO T-201や L-201を温存する為には…

安全の為に最大でも 3時間までの連続使用とし、その時点で一旦電源を切りクールダウンさせ…

その後再度使用する場合には最低でも 30分程度休ませてから再度電源を投入する事とする。

まとめ

特に WE101Dのプレート電流が 30mAだったとするならば…

それなりに無理して使っている事になるので、そのインターバル時間はやはり必要かと。

それでは、また〜♡