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先日、ヤフオクで落札したばかりのコリンズの外部スピーカー「321B-3」が届いた。

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コリンズ検査表が付いているレアなもので、未使用新品の様なスピーカーだ。

初めての電源投入!

早速このスピーカーを接続し、8メートル位のロングワイヤーアンテナもアンテナ端子に接続して、初めて「75S-1」に電源を投入してみた。

結果は… うぐぐっ!

  1. メインダイヤルのパイロットランプが点灯しない
  2. 各バンドでノイズは聞こえるものの、一切の放送を受信できない

という始末。ハム音は全く無い。

確かヤフオクでの掲載写真ではメインダイヤルのランプは点灯していたはずだから、輸送中の振動か私が電源を入れた拍子にランプが切れてしまった様だ。よって「ML-47 6V 0.15amp パイロットランプ」を入手しなくてはならなくなった。

また、一切の放送が受信できない件は、その後数時間のあいだ色々やってみたけど結局ダメだった。

  1. アンテナ線を接続しなければノイズ無し、接続すれば「ザー」というノイズが受信出来る
  2. 各バンド、プリセレクターは効いていて、マッチングすると上記ノイズが増加する
  3. キャリブレーションは効いていて、ビート音が聞こえ、Sメータも振れる
  4. 強力な中国からの短波放送も全く聞こえない
  5. LSBモードでダイヤル回しても短波放送のビートすら聞こえない
  6. ハムバンドの CWやSSBも全く聞こえない
  7. 一度だけ電信の音がかすかに聞こえた様な気がする

等々、要するに感度がメチャメチャ低いというか、感度が無いという感じなのだ。元々そうだったのか、輸送途中の振動等でそうなったのか、ワイヤーアンテナが悪いのか?は定かではないが、結果的に現在の所一切の放送が全く聞こえない。

一応ヤフオクでの商品説明では「全バンドちゃんと受信出来ている」という事だったので、それを信じて、この放送が聞こえない原因は私の問題だとして今後原因を追求してみようと思う。

まとめ

いやはや、初めて手に入れたコリンズがまともに動かないとは… 面白くなってきましたね。

これがトランジスタ式の受信機なら即諦める所ですが、この「75S-1」は真空管式なので何とか私にも直せるかも?知れません。

こいつが最初からまともに動いちゃったなら恐れ多くて私なんかに弄れない品物になったであろうに、こういう状態でスタートしたのなら私にも弄れる覚悟が出来たというか、何か吹っ切れました。

近日中に修理環境がある実家に送付して、シンクロ、ディップメータ、周波数カウンタを駆使して修理に挑戦してみようと思います。

楽しみです。

じゃ、またね〜♡